Record China 2017年7月10日(月) 12時20分
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9日、北京晩報によると、中國が誇る世界遺産、萬里の長城でまた観光客によるマナー違反が目撃された。寫真は長城。
2017年7月9日、北京晩報によると、中國が誇る世界遺産、萬里の長城でまた観光客によるマナー違反が目撃された。
長城の壁に文字を刻むというマナー違反を行ったのは、1組の母娘だ。娘は母親の體に隠れるようにして、鍵を使って壁に文字を刻んでいた。この行為に気付いた周囲の人がやめるよう注意したが母親は無視。娘が文字を刻み終えられるようにと體を使ってかばったという。その場にいた人の話によると、娘が刻んでいたのはある大學(xué)の名前だった。二人は壁に名前を刻むことで合格を祈願していたのだという。
長城は1961年に中國の全國重點文物保護(hù)単位に指定され、87年に國連教育科學(xué)文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。數(shù)多くの観光客が訪れる場所だが、これまでも數(shù)々のマナー違反が発生している。
記事によると、長城の関係者は「文字を刻む行為は近年、いくらか減ってきたが完全になくなったわけではない。1970?80年代は市民の保護(hù)意識が低く、管理も不十分だった」とした上で「長城は世界レベルの文物であり、1個のレンガも歴史遺跡。文字が刻まれたレンガを取り換えることも、何かを塗って文字を見えなくすることもできない」とコメント。
ネットユーザーからは「こんなマナー意識で大學(xué)?」「親を見れば子どもが分かる」といった批判の聲が寄せられている。(翻訳?編集/野谷)
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