人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年7月12日(水) 15時(shí)10分
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「無(wú)人スーパー」が「シェア自転車」についで、中國(guó)で旋風(fēng)を巻き起こしている。
「無(wú)人スーパー」が「シェア自転車」についで、中國(guó)で旋風(fēng)を巻き起こしている。繽果盒子(Bingo Box)、ローソン、阿里巴巴(アリババ)など、多くの企業(yè)が最近、「無(wú)人スーパー」のプロジェクトをスタートさせることを続々と発表した。新民晩報(bào)が伝えた。
上海市楊浦區(qū)にあるスーパー?歐尚(オーシャン)の駐車場(chǎng)の一角に、コンテナほどの大きさの「無(wú)人スーパー」が設(shè)置されている。これは、繽果盒子と歐尚が提攜して実施する無(wú)人スーパーのプロジェクトだ。ガラス越しに中を覗いて見(jiàn)ると、規(guī)模は小さいが、商品の品揃えはよく、おやつや飲み物、日用品など、普通のスーパーで売られているものはほとんど揃っている。
初體験:とても斬新
このスーパーに入る際に入り口でスマホを使ってQRコードをスキャンすると、システムがユーザー情報(bào)を読み込み、ドアが開(kāi)く仕組みになっている。注意書(shū)きには、「一人ずつスキャンしなければならず、他の人の後について入ることがないように」と書(shū)かれている。この無(wú)人スーパーには入口が一つしかなく、「QRコードをスキャンすると、顔認(rèn)証も行われる」と書(shū)かれている。
スーパーに入ると、システムが表示と音聲で案內(nèi)を行う。システムから流れる音聲案內(nèi)に従って商品を置くと、いくつかのパネルに値段が表示され、決済を済ませるようにと指示される。その他、四隅に監(jiān)視カメラが設(shè)置されており、冷凍庫(kù)や普通の商品棚、ルーターが無(wú)人スーパーに置かれている全てのものだ。店員がいないほかは、普通のスーパーと何の変わりもない。
客は小さなラベルが貼られた商品を自由に選ぶことができる。筆者が実際に體験してみると、ラベルを通して、スーパーの決済システムが購(gòu)入したい商品の種類や値段を識(shí)別するだけでなく、アクセス制御システムにもなっていることが分かった。決済を済ませると、ラベルを消磁することができ、システムがそれを認(rèn)識(shí)して、ドアのロックが解除される。もし、決済を済ませていない商品を持ったまま出ようとすると、システムがそれを認(rèn)識(shí)して警報(bào)が鳴り、棚に戻すか、決済を済ませるよう促す。もちろん、何も買わなかった場(chǎng)合は、QRコードをスキャンしてドアのロックを解除することができる。停電の場(chǎng)合は、ドアが自動(dòng)で開(kāi)いて店內(nèi)から出られるようになっている。また、店內(nèi)にはカスタマーサービスと連絡(luò)が取れる裝置が設(shè)置されている。
商品を選び、それをレジの臺(tái)の指定範(fàn)囲內(nèi)に置くと、システムがそれを認(rèn)識(shí)し、商品の名前と値段がすぐに表示される。うれしいのは、商品の値段設(shè)定が普通のスーパーより低めである點(diǎn)だ。
各企業(yè)がこぞって參入か
「繽果盒子」への取材で得ることができた情報(bào)によると、無(wú)人スーパーは普通のコンビニに比べて各種コストを安く抑えることができている。
まず、店舗設(shè)置コストが安い。15平方メートルの無(wú)人スーパーの店內(nèi)で販売できる商品の數(shù)は、40平方メートルの普通のコンビニに相當(dāng)する。そして、15平方メートルの無(wú)人スーパーのボックス型店舗を作るのに約10萬(wàn)元(約165萬(wàn)円)しかかからないのに対して、40平方メートルのコンビニを作るのに約40萬(wàn)元(約660萬(wàn)円)かかり、そのコストだけでも、無(wú)人スーパーは普通のコンビニの4分の1だ。
営業(yè)コストも安い。普通のコンビニは現(xiàn)在、高騰を続ける家賃と人件費(fèi)の問(wèn)題を抱えている。しかし、無(wú)人スーパーはその問(wèn)題を解決し、営業(yè)にかかるコストは普通のコンビニの15%に抑えられている。
現(xiàn)在、このような無(wú)人スーパーは、封鎖型、または半封鎖型のハイエンドな団地に主に設(shè)置されている。運(yùn)営者は、リスクのあるグループの入店を避けるために、そのような場(chǎng)所への設(shè)置を進(jìn)めている。しかし、上海ではこのような無(wú)人スーパーがまだ2店舗しか設(shè)置されていないため、まだ判明していない課題もあり、今後の行方を見(jiàn)守る必要がある。
先陣を切って「無(wú)人スーパー」を設(shè)置している企業(yè)は現(xiàn)在、「鉄は熱いうちに打て」と言わんばかりに業(yè)務(wù)拡大を図っている。例えば、繽果盒子は今月3日、シリーズA融資が終わり、融資額が1億元(約16億5000萬(wàn)円)を超えたことを明らかにした。今後一年、同社は中國(guó)全土に5000店舗を設(shè)置する計(jì)畫(huà)という。
実際には、「無(wú)人販売」という「金のなる木」に目を付けているのは繽果盒子だけではなく、コンビニ大手のローソンや電子商取引(EC)大手の阿里巴巴などもその業(yè)務(wù)の展開(kāi)を始めている。
移動(dòng)式カフェを展開(kāi)するスウェーデン企業(yè)Wheelysは最近、移動(dòng)食品販売車「Moby」を打ち出した。今のところMobyは、ドライバーが操縦するか、遠(yuǎn)隔操作されているものの、Wheelysは最終的には、Mobyが自動(dòng)で運(yùn)行し、必要に応じて場(chǎng)所を変えるスタイルにしたい計(jì)畫(huà)という。Mobyの屋根にはドローンが4臺(tái)設(shè)置されており、ボタンを押すだけで新しい荷物を運(yùn)んでくれる。
阿里巴巴も無(wú)人販売を始めている。店內(nèi)には人間の身體的特徴を感知?學(xué)習(xí)するシステムが設(shè)置されており、客はわざわざカメラを見(jiàn)なくても、身體的特徴を通して正確に認(rèn)証され、阿里巴巴傘下の金融サービス企業(yè)のアント?ファイナンシャルが提供する「モノのインターネット(IoT)」の決済システムを通して、「いつの間にか」決済が終わっているというサービスを提供する。
ローソンの無(wú)人コンビニ:
ローソンは今月から、まず上海香港広場(chǎng)と萬(wàn)象城の2店舗で、無(wú)人コンビニを試験的に設(shè)置した。
アマゾンの無(wú)人スーパー「Amazon Go」:
無(wú)人スーパーの先駆けとなったのが、EC大手?アマゾンのAmazon Go。アマゾンが申請(qǐng)している特許を見(jiàn)ると、Amazon Goは、棚から商品を選択すると、カメラがその商品のパッケージを認(rèn)識(shí)して商品を特定し、センサーが商品の移動(dòng)をトラッキングして、出口のゲートを通過(guò)するだけでアカウントから購(gòu)入した分のお金が自動(dòng)で引き落とされる仕組みとなっている。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN)
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