2017年7月11日、世界各國で中國人による爆買いが話題となっているが、その対象は人材にも及んでいる。中國の航空會(huì)社が外國人パイロットの獲得に動(dòng)いている。中國紙?毎日経済新聞が伝えた。

パイロットの人材流出が深刻化しているのは中國の隣國の韓國とロシア。韓國?亜州経済によると、韓國の民間航空會(huì)社を離職するパイロットは後を絶たず、その多くは中國の航空會(huì)社に移籍している。

中國民用航空局の統(tǒng)計(jì)報(bào)告書によると、2016年末までに中國でのライセンスを交付された外國人パイロットは3155人。外國人機(jī)長で最も多いのは韓國籍で203人。ブラジル籍は99人、米國籍は88人、ロシア籍は81人となっている。

中國に移籍するパイロットが後を絶たないのは、中國の航空會(huì)社が高い報(bào)酬や優(yōu)れた労働環(huán)境を提供しているためだという。メキシコ籍のあるパイロットは、収入は移籍前の5?6倍になったとし、「アジアは選択肢が多いが、中國はとりわけ給與水準(zhǔn)が高い」と話す。

しかし、外國人パイロットが中國でこの待遇のいいポストを確保し続けるのも容易なことではなくなる見込みだという。人材は基本的に確保できており、中國國內(nèi)での人材育成も可能になっていることから、外國人パイロットが多額の報(bào)酬を得られる可能性は少なくなってきている。（翻訳?編集/岡田）