2017年7月8日、韓國國內(nèi)で活動する外國人の語學(xué)講師に対し義務(wù)化されていたエイズウイルス（HIV）感染検査が廃止された。韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

韓國法務(wù)部は8日、會話指導(dǎo)（E2）ビザの発給を受けた外國人講師が、エイズ検査を受けずとも就職可能になったと明らかにした。これまで外國人語學(xué)講師はE2ビザの発給を受けた後、私設(shè)の語學(xué)學(xué)校や小?中?高校に就職するには、韓國國內(nèi)の醫(yī)療機(jī)関で発行されたエイズと麻薬類の検査結(jié)果を提出する必要があった。

3日から施行された新たな法務(wù)部告示によると、外國人講師への義務(wù)検査項目からエイズが外され、麻薬類と性病の検査だけになった。

韓國では、小學(xué)校の英語講師として働いていたニュージーランド出身の女性講師が2012年、國連人種差別撤廃委員會に陳情したことをきっかけに、外國人語學(xué)講師を?qū)澫螭趣筏骏ēぅ氦瘟x務(wù)検査論議が本格的に浮上、同委員會は15年5月、「英語講師の雇用條件にエイズ検査受診を求めたのは人権侵害に當(dāng)たる」とし、韓國政府に対して女性講師の精神的?物質(zhì)的被害を補(bǔ)償するよう促した。

また、韓國の獨立國家機(jī)関である「國家人権委員會」も昨年9月、政府に対し、E2ビザ取得のネイティブ語學(xué)講師にエイズ検査を義務(wù)的に実施する慣行を停止するよう勧告していた。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは2000を超えるコメントが集まっているが、そのほとんどが、今回の法務(wù)部決定に反し、語學(xué)講師に対するエイズ検査を肯定的に捉えた內(nèi)容だ。コメント欄には、「法務(wù)部は情けない。外圧に負(fù)けた」「麻薬検査よりむしろエイズ検査を?qū)g施すべき。麻薬と違ってエイズは他人にも被害が及ぶ」「エイズ検査がなぜ差別なんだ？」「ちょっとした検査なのに、それでも差別？」「疾病管理のためにも、検査した方がいいと思う」など、各機(jī)関からの勧告も含め、今回エイズ検査が廃止されたことへの不満の聲があふれた。

また、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は自國の利益のためなら、地球溫暖化対策の國際枠組みのパリ協(xié)定からも離脫しているのに」として、韓國政府の対応を「弱気」と批判するコメントもあった。（翻訳?編集/三田）