2017年7月12日、韓國(guó)?SBSによると、韓國(guó)の防衛(wèi)事業(yè)庁が米國(guó)の防衛(wèi)産業(yè)會(huì)社と結(jié)んだ契約の書類に翻訳ミスがあったことが分かった。韓國(guó)は受け取るべき200億ウォン（約19億8000萬円）を失う危機(jī)に直面しているという。

防衛(wèi)事業(yè)庁は2013年、老朽化したKF16戦闘機(jī)の性能改良のため、米國(guó)の防衛(wèi)産業(yè)會(huì)社であるBAEシステム、レイセオンと1兆8000億ウォン（約1782億円）臺(tái)の事業(yè)契約を結(jié)んだ。しかし、米政府と會(huì)社側(cè)が追加費(fèi)用として8000億ウォン（約792億円）を要求したことにより事業(yè)は中止となった。

これに対し、韓國(guó)政府は合意文書に従った入札保証金の支払いを求め、BAEシステムに4300萬ドル（約48億円）、レイセオンに1800萬ドル（約20億円）を請(qǐng)求する訴訟を起こした。しかし、レイセオンは英文契約書の內(nèi)容を根拠に「保証金は支払えない」と反発している。

韓國(guó)語の契約書には「會(huì)社側(cè)が義務(wù)を履行しない場(chǎng)合、入札保証金を大韓民國(guó)の國(guó)庫に帰屬する」と書かれているが、英語の契約書では「會(huì)社側(cè)の義務(wù)不履行が唯一の理由である場(chǎng)合」となっている。つまり、契約不履行の全ての責(zé)任が會(huì)社側(cè)にある時(shí)のみ入札保証金を支払う義務(wù)があるとの意味で書かれている。

レイセオンは「契約主體である米韓政府間の意見の食い違いも義務(wù)不履行の理由だ」と主張している。

また、契約書には通常、このような事態(tài)に備えて含まれる「國(guó)文契約書優(yōu)先條項(xiàng)」もなかった。これに対し、防衛(wèi)事業(yè)庁は「國(guó)益がかかっている問題であるため、最善を盡くして訴訟を準(zhǔn)備する」との立場(chǎng)を示している。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「翻訳ミスではなく、わざとである可能性が高い」「これは深刻な問題。不正を調(diào)査し、國(guó)防部を改革することが安保の第一歩だ」「防衛(wèi)産業(yè)で不正を働く人たちはスパイより恐ろしい」「無能なの？売國(guó)奴なの？」など防衛(wèi)産業(yè)の不正を疑う聲が多く寄せられている。

また、「すでに敗北が決定している。國(guó)文優(yōu)先條項(xiàng)もないのだから」と嘆く聲や、「米國(guó)にまんまとだまされた。今後レイセオンとは取引しないで」「翻訳した人に200億ウォンを支払わせるべき」「そのお金で核でも開発して。これ以上稅金の無駄遣いはやめて」などと訴える聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）