2017年7月14日、韓國?ニューシスなどによると、民泊仲介サイトAirbnb（エアービーアンドビー）を通じて予約した韓國系米國人に対し、「アジア人だから」との理由で受け入れを拒否した米國人ホストに罰金5000ドル（約57萬円）の支払いが命じられた。日本の報(bào)道などによれば、処分は米カリフォルニア州がAirbnbと協(xié)議の上で決定、ホストは罰金の支払いとともに、「アジア系米國人學(xué)會(huì)」での講習(xí)受講も命じられている。

今年2月、スキー旅行のためカリフォルニア州にある山小屋を予約した女子大生のダイン?スーさん（26）は、現(xiàn)地に向かう道中で、ホストのタミ?バーカーさんから一方的に宿泊予約を取り消されてしまった。スーさんがホストから受け取ったメールには、その理由として「あなたが地球上に殘った最後の一人だとしても部屋を貸さない。たった一言で済む。あなたがアジア人だから」と記され、また「これがわれわれがトランプ（大統(tǒng)領(lǐng)）を支持する理由」などとあったという。

3歳で韓國から米國に移住したというスーさんは、被害に遭った直後、インターネット上に動(dòng)畫を投稿し「私は米國を唯一の祖國と考えている。皆はバラク?オバマ前大統(tǒng)領(lǐng)が當(dāng)選した後、米國から人種差別が消えたと思っていたかもしれないが、人種差別は今も殘っており、誰でもその被害に遭い得る」と訴えていた。

スーさんからの通報(bào)などを受け、Airbnb側(cè)はバーカーさんの施設(shè)をプラットフォームから追放する措置を取った。

一方、バーカーさんの弁護(hù)士は「バーカーさんは自身の衝動(dòng)的な行動(dòng)と発言を非常に後悔している」とし、問題が円満に解決され満足していると語っているという。

この問題は今年4月に韓國で報(bào)じられネット上などで大きな注目を集めていたが、今回の報(bào)道にもネットユーザーから多數(shù)のコメントが寄せられており、「米國がだんだん時(shí)代に逆行しているように感じる」「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)誕生以降、人種差別主義者が大手を振るっている。この罰金じゃ安過ぎる」「米國は人種差別で滅びるんじゃないか？」などの聲が多くの共感を得ている。

また一方で、「韓國にも人種差別がまん延しているよ。白人はやたら好きなのに、東南アジアの人はまるで目に入ってないみたい」「世界のどこに行っても人種差別は存在するし、変わることはない」といったコメントも目立った。（翻訳?編集/吉金）