2017年10月4日、中國のポータルサイト?今日頭條に、海外ブランドの車に比べて中國車のエンブレムが格好良く見えない理由について分析する記事が掲載された。

記事は、中國ブランドの自動車に関する話題で、恥ずかしい思いをすることの一つとして「エンブレム」があると紹介。良いデザインのエンブレムは、そのメーカーの認知度を上げるとともに、車に花を添える作用があるが、デザインが悪いと販売數(shù)にも影響があると指摘した。

その上で、中國の各自動車メーカーのエンブレムはいずれもデザインが悪いと見なされていると指摘、その理由を分析した。一つ目の理由は「美的感覚は人によって異なること」だ。実際にはそれほど悪いデザインではなくても、中國のデザインは良くないとの先入観があるという。

二つ目の理由は「ブランドイメージ」だ。そのブランドの自動車に対する信頼や高いイメージがあると、エンブレムが良く見えるのだという。しかし、中國車にはそのブランドイメージがないので醜く見えるとした。

三つ目の理由は「コストと技術」の問題だ。良いデザインのエンブレムには高い技術も求められるが、中國の自動車メーカーにはそこまでかけるお金も技術もないという。

四つ目の理由は「歴史的要因」だ。古くからあるエンブレムのデザイン変更は、すでにある程度の伝統(tǒng)ができているため、大きな変更を加えることができず、結局あまり見栄えが良くないままだとした。

これに対し、中國のネットユーザーから「確かに中國車のエンブレムはダサい。スタンダードなものがない」と同意するコメントが寄せられた一方で、「エンブレムじゃなくて車そのものの問題だろう」という意見もあった。

また、「エンブレムがダサいかどうかは國內國外と関係ない。紅旗、金龍客車、納智捷（ラクスジェン）のエンブレムはいいと思うし、シトロエンやシボレーはダサいと思う」というユーザーもいて、意見が分かれているようだった。（翻訳?編集/山中）