2017年7月15日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、北朝鮮が、韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が南北関係改善の意志を込め6日に発表した「新ベルリン宣言」に初めて反応した。

北朝鮮労働黨機(jī)関紙?労働新聞は15日、実名入りの論評(píng)「朝鮮半島の平和と統(tǒng)一のための進(jìn)路が何なのか、はっきり知らねばならない」で、新ベルリン宣言について「（東西ドイツ統(tǒng)一と朝鮮半島統(tǒng)一を絡(luò)めた）前半の內(nèi)容には、対決の意思があり、平和と南北関係の改善に役立つどころか、障害だけを積み重ねる寢言のような詭弁が列挙されている」と非難した。

労働新聞は一方で、文大統(tǒng)領(lǐng)の構(gòu)想を「6?15共同宣言と10?4首脳宣言の尊重と履行を約束するなど、前任者とは異なる一連の立場(chǎng)が込められているのは幸いなこと」とし、一部肯定的に評(píng)価した。

文大統(tǒng)領(lǐng)は6日、獨(dú)ケルバー財(cái)団で行った演説で、「ドイツ統(tǒng)一の経験は地球上最後の分?jǐn)鄧?guó)家として殘った私たちに統(tǒng)一に対する希望と共に、私たちが進(jìn)むべき方向を教えてくれる」とし、「ビリー?ブラント首相が第一歩を踏み出したドイツの統(tǒng)一の過(guò)程は、別政黨のヘルムート?コール首相に至り完成した。私は朝鮮半島の平和と共同繁栄のためにも同様に政黨を超越した協(xié)力が続いていかなければならないと信じる」と東西ドイツの統(tǒng)一に觸れ、朝鮮半島統(tǒng)一への期待を示した。

さらに、「われわれはすでに平和な朝鮮半島への道を知っている。『6?15共同宣言』と『10?4首脳宣言』に戻ることだ」とし、「北朝鮮が戻って來(lái)ることができない橋を渡らないことを願(yuàn)う。北朝鮮は核とミサイル開(kāi)発を放棄し、國(guó)際社會(huì)と協(xié)力できる道を見(jiàn)つける必要がある」と付け加えた。

6?15共同宣言は、2000年6月13日から15日にかけて平壌で行われた韓國(guó)の故金大中（キム?デジュン）元大統(tǒng)領(lǐng)と北朝鮮の故金正日（キム?ジョンイル）総書(shū)記による南北首脳會(huì)談の最終日6月15日に出された合意文章の內(nèi)容を指し、10?4首脳宣言は、韓國(guó)の故盧武鉉（ノ?ムヒョン）元大統(tǒng)領(lǐng)と北朝鮮の故金正日総書(shū)記が07年10月の首脳會(huì)談後に発表した8項(xiàng)目の內(nèi)容を指す。

この報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは2000件を超えるコメントが集まっており、関心の高さがうかがえる。コメント欄には「南北対話をしよう。自主的平和統(tǒng)一をしよう。そして、世界の一流國(guó)になろう」「過(guò)去の政府とは異なり、戦爭(zhēng)よりも會(huì)話に重きを置いている。私たちの力でこの姿勢(shì)を推し進(jìn)めたら、互いに対話が可能になる」「同じ民族同士、手を握って統(tǒng)一を成し遂げよう」など、南北対話と統(tǒng)一に好意的な意見(jiàn)が多く並んだ。

また、「開(kāi)城工業(yè)団地再開(kāi)が平和統(tǒng)一の第一歩」と、樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)によって中斷されている事業(yè)の再開(kāi)に觸れた意見(jiàn)もみられた。

その他に、「朝鮮韓半島全體にWi?Fiがつながるようにして、韓國(guó)の地上波報(bào)道や娯楽蕓能放送を北朝鮮の住民にも見(jiàn)せてあげよう」とする意見(jiàn)や、「根本的な問(wèn)題は、金一族の3代世襲の全體主義的獨(dú)裁主義だ。人民に自由を認(rèn)めて、主権を返してやれ」とするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）