Record China 2017年7月19日(水) 21時30分
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中國の骨董品に対する世界的なニーズが高まっていることで、墓の盜掘稼業(yè)が再び勢いを増している。寫真は青花磁器。
2017年7月17日、中國の骨董品に対する世界的なニーズが高まっていることで、墓の盜掘稼業(yè)が再び勢いを増している。環(huán)球時報(bào)が伝えた。
シンガポール紙ザ?ストレーツ?タイムズは16日の記事で、陝西省の寶陵村で昨年11月、工事中の敷地で見つかった古い墓に侵入した住民3人が、崩れた墓の生き埋めになる事故が発生したことを紹介。そのうえで、中國の骨董に対する世界的なニーズが急速に高まるなかで、農(nóng)村の墓をあばく住民やプロの盜掘者が続々と出現(xiàn)しているとした。
中國國家文物局によると、昨年に當(dāng)局が処理した墓の盜掘に関する案件は103件とのことだが、専門家はあくまでも氷山の一角であるとの見方を示している。記事は「中國では墓10基のうち8基は古代や現(xiàn)代に盜掘の被害に遭っている。河南省や陝西省、山西省など、帝王の文化遺産が豊富な地域の被害が特に深刻だ。政府は法整備や監(jiān)視強(qiáng)化、文化財(cái)の提供者への報(bào)奨金引き上げなどの措置を取ってきたが、盜掘を根本的に撲滅することはほぼ不可能な狀況である」と説明した。
中國のにおける墓の盜掘は紀(jì)元前2世紀(jì)ごろより行われてきたようだが、改革開放が始まった1980年代以降に急増したという。その背景には、墓を管理する農(nóng)民が現(xiàn)地を離れたこと、地下鉄や建物、道路の建設(shè)が盛んになり、土に眠っていた墓や文化財(cái)が再び人の目に觸れるようになったこと、中國人の収入増に伴い、骨董品や文化財(cái)に対する知識や興味が高まったことがある。
専門家は「中國政府はさらに多くの保護(hù)措置を取る必要がある。しかし、問題の最終的な解決は、サプライチェーンの一端を擔(dān)っているコレクターのニーズ次第でもある」と指摘している。(翻訳?編集/川尻)
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