2008年4月29日、オーストラリアの「シドニーモーニングヘラルド」紙によれば、「ナショナリズムはときとして外國(guó)人を排斥しようとする気運(yùn)を高める」とし、北京でも外國(guó)人に対する中國(guó)人の態(tài)度が悪化しているという。

【その他の寫(xiě)真】

この1年間で外國(guó)人に対する見(jiàn)方は大きく変わり、數(shù)10年間中國(guó)で生活してきたある外國(guó)人夫妻も、北京の代表的な繁華街である三里屯で経営する喫茶店を閉めざるを得なくなった。直接のきっかけは、2週間前に起こった聖火リレーに対する海外での反対運(yùn)動(dòng)だった。

妻と4歳の娘が自家用車で喫茶店から自宅に帰ろうとしたところ、ある中國(guó)人男性から「車をぶつけただろう！」と怒鳴りつけられた。男性の車にぶつけた覚えはないし、車を見(jiàn)てもぶつかった跡もない。夫が店から出てきて、妻と娘を先に帰らせ、仕方なく男性に慰謝料を払おうとしたところ、男性は妻が乗ろうとした車のドアを開(kāi)け、車內(nèi)にあった物を放り投げ、「逃げるのか！」とさらに怒り狂った。

騒ぎが大きくなると、周囲には30人以上の中國(guó)人が集まってきて、口々に「外國(guó)人を殺せ！フランス人を殺せ！イギリス人を殺せ！アメリカ人を殺せ！」と言い始めた。警察が駆けつけたことで、ようやく外國(guó)人夫妻はその場(chǎng)を離れることができたという。（翻訳?編集/岡田）