Record China 2017年7月18日(火) 14時(shí)10分
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18日、韓國(guó)メディアによると、7年ぶりの長(zhǎng)編小説「騎士団長(zhǎng)殺し」の韓國(guó)語(yǔ)版を発売した村上春樹(shù)氏が、韓國(guó)メディアとのインタビューで歴史問(wèn)題についての自身の考えを明らかにした。寫(xiě)真は日本で発売された「騎士団長(zhǎng)殺し」。
2017年7月18日、韓國(guó)?ソウル新聞によると、7年ぶりの長(zhǎng)編小説「騎士団長(zhǎng)殺し」の韓國(guó)語(yǔ)版を発売した村上春樹(shù)氏が、韓國(guó)メディアとのインタビューで歴史問(wèn)題についての自身の考えを明らかにした。韓國(guó)でも息の長(zhǎng)い人気を誇っている村上氏が韓國(guó)メディアとのインタビューに応じるのは今回が初めて。
村上氏は今回の小説で南京大虐殺に觸れ、日本の右翼団體から批判を受けた。また、韓國(guó)は最近、歴史教科書(shū)をめぐって左右対立が激化し、両國(guó)において歴史観の対立は常に現(xiàn)在進(jìn)行形で続いている。
村上氏はインタビューで「歴史において純粋な白黒を決める判斷はあり得ないが、現(xiàn)在のネット社會(huì)では『純粋な黒か白か』という原理で判斷されがちだ。そうなると言葉は固まって死んでしまう。人々は言葉をまるで石のように扱い、相手に投げつける。これはとても悲しいことであり、危険なことだ」と指摘した。その上で「小説は斷片的な思考に対抗するために存在する。そのような意味で、今こそ小説が一種の(良い意味の)戦闘力を備えなければならない時(shí)。もう一度、言葉を蘇生させなければならない。言葉を溫かいもの、生きているものとして扱わなければならない。そのためには必然的に良識(shí)と常識(shí)が要求される」と主張した。
村上氏は小説の持つ物語(yǔ)の力を強(qiáng)調(diào)しつつも、ある目的を持って理念の道具として使われることについては警戒を示した。今回の作品で村上氏が東日本大震災(zāi)を扱ったように、韓國(guó)では2014年のセウォル號(hào)慘事以降、文學(xué)の役割をめぐる論爭(zhēng)が続いている。村上氏は「大きく深い集団的な心の傷を有効に表現(xiàn)し、癒すことが文學(xué)の役割ではあるが、明確な目的を持って書(shū)かれた小説は大部分が文學(xué)的に成功できないという事実を肝に銘じなければならない」と指摘した。その上で「(傷を癒すことは)作家1人1人に與えられた重大な課題だ。目的を抱きながらも、その目的を超える、もしくは消してしまうような全ての人が共有できる何かを構(gòu)築しなければならない」と述べた。
この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「信念を持った知識(shí)人の話は表現(xiàn)も素晴らしいね」「韓國(guó)の作家たちに聞かせたい言葉」「後世に殘る本物の蕓術(shù)は今の時(shí)代では好まれないかもしれない。結(jié)局、全ての人に好まれる蕓術(shù)は消耗品ということ」など村上氏の発言に共感するコメントが寄せられている。また、「村上氏の発言には日韓間の歴史紛爭(zhēng)への介入を拒否するという深い意味が込められている」と指摘する聲もあった。
そのほか、「最近の本はネット上の理念を集めて相手を攻撃してばかり」「韓國(guó)では理念や“政治病”にかかった人たちの“注入式”作品が名作と稱えられるのに」「さまざまな文學(xué)的スペクトルが存在する自由な日本の文壇に比べ、韓國(guó)の文壇はとても偏狹だ」「韓國(guó)は蕓術(shù)文學(xué)界が左派に掌握されている。だから彼らの考えに合う政治的なもの以外は生き殘れない」「韓國(guó)の文學(xué)は政治の話ばかりでつまらない」など韓國(guó)文學(xué)の現(xiàn)狀を嘆くコメントも多く寄せられた。(翻訳?編集/堂本)
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