Record China 2017年7月19日(水) 6時20分
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15日、韓國?週刊朝鮮は「韓國のご飯が日本のものよりおいしくないのには理由があった」とする記事を掲載した。資料寫真。
2017年7月15日、韓國?週刊朝鮮は「韓國のご飯が日本のものよりおいしくないのには理由があった」とする記事を掲載した。
最近、日本を旅行したという30代の會社員イさんは、「日本で食べた白米がとてもおいしかった」と、同行した友人と感想を語り合ったという。イさんが「自分だけでなく、日本に行った友人皆が感じていた」という韓國と比較した日本のご飯のおいしさは、実は韓國の食や農(nóng)業(yè)の専門家らも認める「事実」だという。
その理由には、コシヒカリなど日本米の品質(zhì)の高さや炊飯技術(shù)が挙げられることがあるが、グルメコラムニストとして活動するパク?サンヒョン氏が指摘するのが、韓國人の「いいコメ」に対する認識不足だ。パク氏によると、韓國ではコメに関する情報が消費者に正確に提供されていないため、「いつものコメ」を習(xí)慣的に買う人が多いという。韓國にはコメの銘柄が約1500あるが、銘柄と品質(zhì)の関連は薄く、銘柄から生産地や品種を細かく知ることができないそう。そのため多くの消費者はコメの名前と価格で判斷するしかないのだ。
また、韓國では一般に流通過程で複數(shù)品種のコメがブレンドされ「混合米」として販売されるという事情もある。昨年1月の実態(tài)調(diào)査では、単一品種表示で流通したコメは全體の26%にすぎなかった。韓國のほとんどの農(nóng)家は地域ごとの米穀総合処理場にコメを納品するが、ここで単一品種ごとに管理する習(xí)慣はなく、多くの農(nóng)家のコメが混ぜられ流通するのが一般的なのだ。
さらに韓國のコメ栽培方式そのものの問題も指摘されている。コメは一般にたんぱく質(zhì)が少ないほどおいしく炊き上がると言われるが、韓國の生産地では、コメのたんぱく質(zhì)含量を増やす窒素肥料を多く使う傾向がある。使えば使うほど、生産量を増やせるからだ。こうした慣習(xí)がなかなか改善されない背景には、「いいコメを作れば相応の値段がつく」というシステムがまだ整っていない事情もある。
記事はまた、日本と韓國のコメを比較した際の「完全米(崩れや欠けのない、完全な米粒型のコメ)」の比率の違いについても觸れている。日本では商品米の完全米の割合は9割を超えるが、韓國では7割をかろうじて超える水準だという。
以上のようなことから、記事は、「韓國のコメは品種自體は優(yōu)秀な方だが、流通?管理プロセスに問題がある」とまとめ、コラムニスト?パク氏の「消費者の方からまず(味の向上を)求め始めることも、ご飯の味を変える方法の一つ」との指摘を伝えた。
この記事について、韓國のネットユーザーからは「だから味が違うのか。改善すべき點は多いね」「貧しかった時代は混合米すらありがたく食べたものだけど、最近は皆舌が肥えてきたから、品質(zhì)の良いコメをうまく宣伝する必要がある」などのコメントが寄せられている。
また、韓國のコメについて「韓國人は、ただの白飯、と考えてコメに気を遣わない傾向がある」「問題は、韓國の食堂ではほとんどが炊いたご飯を容器に入れたまま置いておくことだよ。だからまずいんだ」「スーパーに行くと、安いが古いコメしか選択肢がない。いいコメは高い」と別の問題を指摘する聲も。
さらに、日本のコメ作りを「職人技」と捉えてか、「日本は代々家を継ぐ職人が多い。このことが、先進國になる基礎(chǔ)になったようだ」との指摘もあった。(翻訳?編集/吉金)
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