人民網(wǎng)日本語版 2017年7月19日(水) 19時(shí)0分
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「知っている外國語の數(shù)だけ見ている世界は広くなる」という考え方がありますが、私が2年間の活動(dòng)中、常に目標(biāo)においていたことは、「生徒たちが外國語(日本語)に觸れることで、考え方や見ている世界の幅を広げてほしい」ということです。
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私が擔(dān)當(dāng)した授業(yè)は各クラス週1回だけです。限られた時(shí)間で、いかにこの目標(biāo)を果たせる授業(yè)をするかは毎回の課題でした。
例えば、「?てはいけません」という文型を教える時(shí)には、日本の街中でよく見かけるマナー向上のポスターを使って、日本のマナーや社會(huì)での常識(shí)の話をしました?!鸽娷嚖沃肖扦想娫挙颏筏皮悉い堡蓼护蟆工趣いΕ荪攻咯`を見た時(shí)、多くの生徒は「どうして?不便でしょ?何が悪いの?」と不思議がりました。中國では地下鉄やバスで電話をしても問題ありません。生徒たちも隣で誰かが電話をしていても、不愉快にならないと言いました。でも日本では違います。多くの人がうるさい、迷惑だと感じます。
私がこの授業(yè)で教えたかったのは、日本語の文型ももちろんですが、自分たちとは違う考え方を持つ人や社會(huì)が存在するという事です。生徒の中には、これからずっと通遼市を出ずに生活していく子もいます。日本の車內(nèi)マナーを知っていても実踐する機(jī)會(huì)は一生ないかもしれません。でも、多角的な考え方ができれば、日々の生活の中でぶつかる壁を乗り越え、問題を解決する大きな力になるはずです。そして、それを授業(yè)で伝えることが外國人教師の大きな役割だと思います。
通常授業(yè)の他にも、この2年間で生徒たちは、多くの大會(huì)やコンテストに參加し、自校主催のスピーチコンテストや教師勉強(qiáng)會(huì)も開催しました。配屬先の高校は地域の進(jìn)學(xué)校に入れなかった生徒が集まる學(xué)校なので、私が最初に「コンテストに參加しよう!」と言った時(shí)、多くの先生は「この學(xué)校の生徒には難しいです」と言いました。それでも、日本語學(xué)科の主任の協(xié)力のおかげで、初めて參加した合唱コンクールで銅賞を獲得しました。これがきっかけとなり、生徒たちは全國規(guī)模の大會(huì)で入賞を重ねていきます。表彰式や決勝大會(huì)に參加するために、初めて列車に乗る子供たちを連れて北京に行ったり、作文コンテストで特別賞を獲得し訪日研修に參加する生徒が出たりと、日本語の勉強(qiáng)を通じて、新しい世界に飛び込んでいく生徒も増えました。そんな成長の過程に日本語や私自身が少しでも関われたのなら、とてもうれしいことだと思います。
私の2年間の活動(dòng)は配屬先の校長先生?主任?同僚教師に本當(dāng)に支えられていました。次々に大會(huì)やイベントを持ちかけても、毎回參加を許可してくれた校長先生、日々の業(yè)務(wù)に追われているのに練習(xí)時(shí)間を確保し、指導(dǎo)してくれた日本語學(xué)科の同僚たち。毎回の授業(yè)も、先生たちのフォローなしには成り立ちませんでした。そして、それらすべてをまとめてくれた日本語主任には本當(dāng)に感謝しています。彼らの努力や協(xié)力のおかげで、通遼市カールチン區(qū)第三高校の日本語學(xué)科は成長を続けています。配屬當(dāng)初100名程度だった日本語選択者は400名まで増え、毎年新任教師が著任しています。私が帰任しても、この學(xué)校の先生たちが日本語學(xué)科を「生徒の世界を広げる場所」として発展させていってくれると信じています。(平成28年度青年海外協(xié)力隊(duì)員 內(nèi)モンゴル自治區(qū)通遼市第三高校 日本語教育 大日方春菜?提供/人民網(wǎng)日本語版)
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