中國で海外個人旅行が人気、団體ツアー客を上回る―臺灣メディア

Record China    2017年7月25日(火) 0時10分

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中國ではこれまでの団體ツアーではなく、個人で海外旅行を手配する観光客が増えている。寫真は日本の観光地。

2017年7月21日、中國ではこれまでの団體ツアーではなく、個人で海外旅行を手配する観光客が増えている。臺灣聯(lián)合新聞網(wǎng)が伝えた。

國連世界観光機関(UNWTO)の統(tǒng)計では、中國は2012年以降、世界最大のアウトバウンド市場となり、16年には海外消費額が米國人の倍に當たる2610億ドル(約29兆円)に達した。

そうした中、個人旅行者が増え続けている。香港?利豊グループの調べによると、中國人海外旅行者全體に占める割合は52%(7060萬人)で、すでに団體ツアー客(35%)を上回っている。

その多くは「ミレニアム世代」と呼ばれる若い旅行者たちで、英語でのコミュニケーションを難なくこなし、スマートフォンや通信機器、家電などの最新情報もよく知っており、旅行の計畫もネットで情報を集めて綿密に立てられる層が中心となっている。

個人旅行が増えている背景には、格安航空會社(LCC)の臺頭によって安価に利用できる旅客機が増えたことや、ビザの取得要件を緩和する國が増えたことなどがあるとみられている。

中國人の消費で支えられていた小売業(yè)などは、団體ツアー客の大量消費から、個人旅行者が中心の多様化した體験、消費の動向に対応していく必要があるだろう。(翻訳?編集/岡田)

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