2017年7月18日、中國新聞網(wǎng)によると、オーストラリアにとって中國は最大の観光客送り出し國だが、中國人観光客のオーストラリア人気に陰りが出たとの指摘が上がっている。

記事は豪紙オーストラリアンの報(bào)道を引用して伝えたもので、「ホテルズドットコムは最近発表した調(diào)査結(jié)果で、オーストラリア人気が下降していることを指摘した」と紹介。昨年、中國人観光客が今後1年間で行きたい場所のトップにオーストラリアが選ばれたが、今年はフランス、米國に抜かれて3位に後退したという。

記事によると、現(xiàn)地ホテルは中國人観光客から「とても清潔」との評価が出る一方、中國語のできる従業(yè)員は少なく、中國語サービスを提供しているホテルは16％程度。また、ホテル內(nèi)の中華レストランに対するニーズは大きいものの、実際に設(shè)置しているホテルは3％という狀況で、「今後1年以內(nèi)に開設(shè)する」というホテルも5％にとどまっている。

中國人観光客誘致についてホテルズドットコムの関係者は「オーストラリアのホテルはSNSやマーケティングを通じて中國人客にアピールするが、わずか5％のホテルだけが今後1年間で1萬ドル（約110萬円）以上を投じて中國人観光客に関連する施設(shè)を整えようとしているだけ」と指摘する。また、観光當(dāng)局関係者は「ホテルの中國語サービスや銀聯(lián)カードでの支払いを求める聲はますます高まっている」とコメントし、中國人観光客のニーズにいかに追い付くかが今後の大きな課題との認(rèn)識を示した。（翻訳?編集/野谷）