<コラム>韓國経済界は大混亂、文大統(tǒng)領(lǐng)の「獨(dú)斷専行」は吉と出るか兇と出るか

勝又 壽良    2017年7月20日(木) 21時(shí)10分

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韓國、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の「獨(dú)斷専行」が目立っている。原発建設(shè)の中斷と最低賃金の大幅引き上げ決定で、韓國経済界は大混亂に陥っている。寫真は韓國の紙幣。

韓國、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の「獨(dú)斷専行」が目立っている。原発建設(shè)の中斷と最低賃金の大幅引き上げ決定で、韓國経済界は大混亂に陥っている。

原子力発電所建設(shè)は7月中旬に、「中斷して市民にその可否を?qū)彇摔丹护搿工劝k表した。原子力発電問題は、極めて高度の専門知識を必要とする。それに加えて、エネルギー政策や電力料金にも関わってくるなど、一般市民が判斷できるテーマではない。こういう「草の根民主主義」スタイルで、國家の重要問題を丸投げする政治が、果たして韓國の將來に吉と出るか兇と出るかは分からない狀況になっている。

最低賃金引き上げ問題も、余りにも早急な決め方をした。18年から一挙に時(shí)給を750円へ引き上げる。最終的には1000円にして、「人間らしい生活を?qū)g現(xiàn)する」(文大統(tǒng)領(lǐng))と理想を語っている。多くの構(gòu)造的問題を抱える韓國が、思いつきで政策を決めるやり方は、將來の禍根(かこん)を殘すだけであろう。

韓國の中央銀行である韓國銀行は、韓國の潛在成長率が10年以內(nèi)に「ゼロ成長」になると警告しているほどだ。労働力不足が原因である。少子高齢化対策も効果を上げず、若者の失業(yè)が深刻化している。これでは出生率が高まるはずもなく、世界の最低レベルに沈んでいる。

韓國銀行は、この4月に「アベノミクスを見倣え」というレポート出している。韓國経済の活性化によって、失業(yè)率の低下をはかり、出生率の向上を目指すものだ。

■筆者プロフィール:勝又壽良

橫浜市立大學(xué)商學(xué)部卒、経済學(xué)博士(中央大學(xué))、元『週刊東洋経済』編集長、元東洋経済新報(bào)社編集局長、元東海大學(xué)教授、元東海大學(xué)教養(yǎng)學(xué)部長。経済記者30年、大學(xué)教員16年の経験を持つ。

■筆者プロフィール:勝又 壽良

1936年生まれ。橫浜市立大學(xué)商學(xué)部卒 経済學(xué)博士(中央大學(xué))元『週刊東洋経済』編集長、元東洋経済新報(bào)社編集局長、元東海大學(xué)教授、元東海大學(xué)教養(yǎng)學(xué)部長。2010年5月から、アメブロで中國と韓國を主體に「勝又壽良の経済時(shí)評」を毎日更新。経済?外交などのメディア情報(bào)に基づきこれまでの経験を生かし執(zhí)筆している。経済記者30年、大學(xué)教員16年で得た知見を生かして日々の內(nèi)外情報(bào)と格闘している。どうぞ、ご支援を!

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