2017年7月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）によると、米プロバスケットボールの元トップスター選手、マイケル?ジョーダン氏が中國のスポーツ用品メーカーを相手取り、「自身の名前（中國語表記）を勝手に商標(biāo)登録した」として取り消しを求めた問題で、今度は中國側(cè)がこのほどジョーダン氏を相手取り訴訟を起こした。メーカーは「ジョーダン氏に名譽(yù)を傷つけられた」として110萬元（約1821萬円）の損害賠償や謝罪を求めている。

訴えを起こしたのは、中國のスポーツ用品メーカー大手「喬丹體育」。ジョーダン氏は12年、自身が中國で「喬丹（チアオダン）」の中國名で広く知られていることや、ロゴが自身のシルエットに酷似しているなどとして、喬丹體育を相手に商標(biāo)権の取り消しを求めていた。中國最高人民法院（最高裁判所）は昨年12月、ジョーダン氏の訴えを一部認(rèn)める判決を出していた。

ところが今回、喬丹體育側(cè)が「一連の訴訟で企業(yè)イメージが傷つけられ、大きな損害を負(fù)った」と主張。ジョーダン氏を相手取り、損害賠償と謝罪、名譽(yù)回復(fù)や権利保護(hù)にかかる費(fèi)用として110萬元の支払いを求め、北京市の裁判所に訴えを起こした。（翻訳?編集/大宮）