2017年8月15日、韓國のソウル地下鉄8號線で、列車がドアを開けた狀態(tài)で7駅を運行する事態(tài)が発生した。韓國?ソウル新聞などが伝えた。

ソウル交通公社によると、15日午後1時15分ごろ、福井（ポクチョン）駅を出発した列車の1車両目4番のドアに遺物が挾まり、ドアが閉まらなくなる事態(tài)が起きた。しかし、同公社は福井駅に常駐する修理擔(dān)當(dāng)の職員が列車に乗り込んだため「問題ない」と判斷し、ドアが開いたまま列車を終著駅の牡丹駅まで運行させたという。

職員は走行する列車の中でドアの修理を試みたものの、結(jié)局終著駅に到著するまで直すことができなかった。幸い、けが人などはいなかったが、乗客らは7駅を運行する約20分間、恐怖に震えて過ごしたという。また、ドアが故障したことを知らせる案內(nèi)放送や安全フェンスの設(shè)置、乗客に対する退避指示などが行われなかったことに対する批判の聲も出ている。

地下鉄運行規(guī)定には「ドアが故障した場合、乗客を全員下車させて列車を車庫に回送させなければならない」とある。ソウル交通公社関係者は「職員がマニュアルどおりに対応できなかったことについては謝罪する」と述べた。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「本當(dāng)に恐ろしい。ドアの近くに人がいたらどうなっていた？」「通勤時間帯でなくて本當(dāng)に良かった」「非常に腹立たしい。地獄行きの列車でもドアは閉まっている」「オープンカーの感覚で走行させたのかな？」「殺人未遂罪で訴えるべきだ」など驚きや怒りの聲が相次いでいる。

また、「“安全不感癥”が深刻だ」「韓國人は誰かが死ななければまともに仕事をしない」「修理擔(dān)當(dāng)の職員はスーパーマンなの？彼らの安全は？」「職員の命はどうなってもいいということ。韓國は処罰規(guī)定がないと絶対に変わらない」など韓國人の安全に対する意識の低さを指摘する聲も多くみられた。（翻訳?編集/堂本）