2017年7月20日、中國(guó)僑網(wǎng)によると、海外で學(xué)ぶ中國(guó)人留學(xué)生が続々と自國(guó)に戻って研究に従事している。

スペイン紙エル?パイスの電子版は18日「自國(guó)に戻る中國(guó)人留學(xué)生の割合がこの15年間で15％から80％という未曽有のペースで増加した」として、中國(guó)教育部のデータで2016年に海外へ留學(xué)した中國(guó)生が54萬(wàn)4500人だったのに対し、帰國(guó)した留學(xué)生數(shù)が43萬(wàn)2500人に上ったことを紹介した。中國(guó)経済の急成長(zhǎng)や留學(xué)先の移民政策の変化といった要素のほかに、中國(guó)政府による人材回帰戦略が背景にあると説明している。

中國(guó)は1990年代から、人材が海外に流出する狀況を挽回するためのさまざまな計(jì)畫を打ち出してきた。最も有名なのは2008年に始まった「1000人計(jì)畫」で、國(guó)の重點(diǎn)プロジェクトや研究機(jī)関、中央企業(yè)、國(guó)有金融機(jī)関、ハイテク産業(yè)パークなどに優(yōu)れた科學(xué)者やリーダー人材を送り込んできた。

世界トップレベルの學(xué)校に留學(xué)し、中國(guó)國(guó)有企業(yè)からのオファーを受けている博士生らは、「中國(guó)は高額な報(bào)酬、好きな大都市に住める、稅金を減免する、さらには住宅や子どもの入學(xué)まで面倒を見てくれるなど拒みようのない條件を出してくる」と語(yǔ)っている。さらに、現(xiàn)在すでに北京で働いている元留學(xué)生は「中國(guó)にも環(huán)境汚染といった欠點(diǎn)はあるが、自分の研究分野では問(wèn)題にならない。ベストの研究成果がここにあるのだから」と話した。（翻訳?編集/川尻）