<サッカー>浦和の阿部に「エルボー」見舞った韓國選手の処分軽減!中國で不満の聲=「韓國が再び勝利」「アジアのサポーターは納得するだろうか?」

Record China    2017年7月21日(金) 13時0分

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アジアサッカー連盟は20日、AFCチャンピオンズリーグ(で発生した問題における制裁について発表した。寫真は浦和レッズのポスター。

アジアサッカー連盟(AFC)は20日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で発生した問題における制裁について発表した。

5月31日に行われた浦和レッズ対済州ユナイテッドの試合では、試合中に済州の控えの選手が浦和の阿部に肘打ちを見舞い、試合終了後にももみ合うなどの混亂が発生。試合を通じて済州の3選手が退場処分となっていた。

6月9日にAFCが下した処分では、退場処分になりながら試合終了後に審判に詰め寄ったチョ?ヨンヒョンに6カ月の出場停止と罰金2萬ドル(約220萬円)、浦和の阿部に肘打ちを見舞ったペク?ドンギュに3カ月の出場停止と罰金1萬5000ドル(約165萬円)、亂闘に加わったクォン?ハンジンに2試合の出場停止と罰金1000ドル(約11萬円)が科された。このほか、済州に4萬ドル(約440萬円)、浦和に2萬ドルの罰金も科された。

この処分を不服とした済州側は、AFCに処分軽減を求めて上訴。そして、20日に下された処分では、チョ?ヨンヒョンとペク?ドンギュの出場停止期間がそれぞれ6カ月から3カ月、3カ月から2カ月へと軽減された。済州の主張が認められた形だ。この結果を受け、日本のネット上では不満の聲が噴出しているが、中國でも注目を集めている。

鳳凰體育に掲載された記事では、「韓國の選手は人を毆ったのに減刑?」との見出し伝えられており、今回の処分について「誰も想像できなかった」「こうした朝令暮改で、しかも故意に韓國選手をかばうようなやり方は、アジアのサポーターたちを納得させられるだろうか」と疑問を呈している。

また、ポータルサイト?今日頭條でスポーツ情報を発信している自メディア(小メディア)の中には「韓國が再びAFCに勝利した」と皮肉を込めたタイトルの記事を掲載し、「6月9日に下された処分でさえ、軽いと考える人が多く、大きな不満が巻き起こった」と伝えるところもあった。サッカー専門メディアの●球帝(●=りっしんべんに「董」)は、処分軽減の事実だけを伝えているが、同サイトではネットユーザーから「なぜ処分を軽減するのか」とAFCに不満を示すコメントが高い支持を得ている。

ただ、中國では同日にAFCが広州恒大の上訴を棄卻したニュースにより注目が集まっている。広州恒大と香港東方の試合で、広州恒大のサポーターが「英國の犬」などと書かれた橫斷幕を掲げたことについて、AFCは2萬2500ドル(約250萬円)の罰金と無観客試合2試合の処分を科し、広州恒大側が上訴していた。なお、香港東方のサポーターも英國の旗を掲げており、「政治的な意味を持つ」としてクラブに1萬ドル(約110萬円)の罰金が科されている。(編集/北田

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