2017年7月24日、韓國?ノーカットニュースは、韓國の私立大學(xué)が教職員募集の際、応募者に対し従軍慰安婦を中傷する內(nèi)容の動畫を見た感想文を提出させていたことが分かったと報じた。

私立の短期大、全州紀全（チョンジュキジョン）大は今月7日、教職員採用のために、「2017年度2學(xué)期教職員招聘（しょうへい）公告」を大學(xué)のホームページに掲載した。公告文には問題の動畫「李栄薫（イ?ヨンフン）教授の『幻想の國?慰安所の女性たち』」へのリンクが含まれており、これを見た上で、A4用紙3枚以內(nèi)にまとめた本人の意見書を1部提出することなどが応募條件として記されていた。

ソウル大名譽教授を務(wù)める経済學(xué)者の李氏は、今年3月にインターネット放送で公開した「幻想の國?慰安所の女性たち」で、従軍慰安婦を風(fēng)俗業(yè)と表現(xiàn)、「（慰安婦を）性奴隷とする説は根拠が非常に不十分であり、見直さなければならない」と述べていた。

また慰安婦について、「契約を結(jié)んだ上で、それなりに法的な形式を取って連れて來た。就職詐欺という、一つの奴隷狩りではなく（中略）時代的感覚に基づいており、違法なものばかりではなかった」とし、「高労働高収益の産業(yè)において、（借金返済のため労働を強いられる）債務(wù)奴隷的な狀況は起きなかった」とも語っていた。

李氏は2004年にも、テレビの討論番組で「従軍慰安婦は商業(yè)目的を持った公娼だった」と発言し、波紋を巻き起こしていた。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「同じ韓國人として、このような教授がいることに怒りを覚える」「學(xué)問の陰に隠れて真実を隠蔽（いんぺい）し、國民をばかにしている」「こんな人が韓國の最高學(xué)府の教授とは情けない」など、李氏への批判の聲が多く寄せられた。

また、「この大學(xué)は廃校だな」「教職員募集だけの問題じゃなくて、大學(xué)自體の問題」など、李氏の動畫を採用試験に用いた大學(xué)への批判の聲もみられた。（翻訳?編集/三田）