1文字160萬円、中國が甲骨文字の解読に報(bào)奨金―香港紙

Record China    2017年7月25日(火) 9時(shí)30分

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24日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、河南省にある中國文字博物館が、古代中國の甲骨文字の解読に報(bào)奨金を出したとする香港メディアの報(bào)道を伝えた。寫真は06年に設(shè)立された中國初の甲骨文字バンク。

2017年7月24日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、河南省にある中國文字博物館が、古代中國の甲骨文字の解読に報(bào)奨金を出したとする香港メディアの報(bào)道を伝えた。

香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの23日付報(bào)道によると、同省安陽市の中國文字博物館では現(xiàn)在、古代中國の商(殷)王朝(紀(jì)元前17世紀(jì)ごろ?同1046年)時(shí)に書かれたとされる甲骨文字の解読者を世界から募集しているという。甲骨文には天気や稅をはじめとするさまざまな內(nèi)容が記載されていると見られ、解読できれば當(dāng)時(shí)の生活や社會(huì)の様子を理解する手掛かりになるとのことだ。

中國ではこれまでに甲骨文字が約5000文字発見されているが、なおも約3000文字の意味が分かっていない。そこで同博物館は、報(bào)奨金を懸けることでより多くの國內(nèi)外の學(xué)者にチャレンジしてもらおうと考えたのだ。

同博物館公式サイトの発表によると、全く手付かずの文字を解明した場合には1文字あたり10萬人民元(約164萬円)が、すでに諸説ある字義に新たな説を提起した場合には1文字あたり5萬元(約82萬円)が支給されるとのこと。同博物館ではクラウドコンピューティングやビッグデータを駆使した研究成果を奨勵(lì)しているようだ。

鄭州大學(xué)の甲骨文専門家?劉風(fēng)華(リウ?フォンホア)氏は「未解明の文字の多くは人名や地名で、名稱が変わって手掛かりをつかめない地名も多い。経済的な理由で、甲骨文から離れる研究者もいる」と語っている。南開大學(xué)の朱彥民(ジュー?イエンミン)教授は「名詞や動(dòng)詞が一つ解明されることで多くの甲骨文が息を吹き返し、當(dāng)時(shí)の歴史をより深く理解できるようになるかもしれない」とプロジェクトの意義を説明した。(翻訳?編集/川尻

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