<在日中國(guó)人のブログ>フィリピンで見(jiàn)た、日本人と中國(guó)人の歴史の輪廻

黃 文葦    2017年7月27日(木) 0時(shí)10分

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7月6日から9日まで、初めてフィリピンを旅した。マニラで開(kāi)催された海外華人イベントに參加するためである。

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7月6日から9日まで、初めてフィリピンを旅した。マニラで開(kāi)催された海外華人イベントに參加するためである。日本では、在日中國(guó)人が80萬(wàn)人ぐらいであり、一方、人口1億人のフィリピンには、200萬(wàn)人以上の華人が暮らしている。華人の中、福建省出身の人が8割を占めているという(※海外に住む中國(guó)人は華僑あるいは華人と呼ばれ、「華僑」は中國(guó)國(guó)籍を殘したままの中國(guó)系住民を指し、「華人」は帰化した中國(guó)系住民を指す。この文章では、海外に住む中國(guó)人を「華人」と統(tǒng)一して呼ぶ)。

その他の寫(xiě)真

このイベントはフィリピンで暮らしている中國(guó)の福建省出身の華人たちの団體が2年に1回選挙を行い、新しいリーダーたちを選ぶというものだ。私が見(jiàn)たのはまるで「大統(tǒng)領(lǐng)就任式」のようなたいへん華麗なるものであった。中國(guó)とフィリピン両國(guó)の國(guó)歌が會(huì)場(chǎng)に響き渡っていた。日本や東南アジア諸國(guó)からもお祝いをするために多くの人が駆け付けた。普段、華人団體の人々がビジネス情報(bào)を交換したり、助け合ったりしている。

イベントでは、華人リーダーの口から「ドゥテルテノミクス」という言葉が出てきた。それは會(huì)場(chǎng)を盛り上がらせるキーワードになっていた。日本には、アベノミクスがあり、今でも賛否両論が聞かれている。一方、フィリピンは今年から「ドゥテルテノミクス」が始動(dòng)。フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は今後3年間で3兆6000億ペソ(約7兆9000億円)を投じ、マニラ首都圏や地方都市に鉄道網(wǎng)などを整備するなど、インフラ開(kāi)発を軸とした経済政策を始動(dòng)させる。

インフラ整備資金は積極的な首脳外交で日本と中國(guó)から取り付けた経済支援を活用。脆弱な公共インフラを改善し、7?8%の経済成長(zhǎng)を目指す。そして、2022年に、貧困率を2016年の21.6%から14%まで下げる目標(biāo)を揚(yáng)げた。

フィリピンの華人は「ドゥテルテノミクス」が絶大なビジネスキャンスだとみている。今回の華人イベントで30代の経営者である雷さんという方と知り合った。彼はマニラの北部にあるブラカン州のギギント市に建築資材の倉(cāng)庫(kù)と店を所有、私はその倉(cāng)庫(kù)を見(jiàn)學(xué)し、1000平方メートル以上の広さに仰天した。トイレからキッチンまで、家を建てるほとんどの資材を揃えている。それらの資材は中國(guó)から船便で送られ、次々にフィリピンの建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)に運(yùn)んでいく。建築業(yè)だけではなく、雷さんは家族と一緒に日用品雑貨の販売をも積極的に手がけている。

フィリピンでは、雷さんのような多くの20代30代の華人たちがフィリピン経済の波に乗って積極的に自らの事業(yè)を展開(kāi)している。ちなみに、華人の子どもたちは生まれてから、4つの言語(yǔ)を覚えるという。英語(yǔ)、中國(guó)語(yǔ)、フィリピン語(yǔ)と中國(guó)故郷の地方言語(yǔ)、例えば福建語(yǔ)などである。

フィリピン滯在中、チャイナタウンにあるホテルに泊まり、私はホテルの店の販売員である福建省出身のおばあさんに「マニラの中心部はどちらですか」と聞いた。おばあちゃんは「私たちのチャイナタウンはマニラの中心ですよ」と自信満々に答えてくれた。朝、チャイナタウンを散歩。寶飾店と果物屋さんが多いが、本屋さんの姿が見(jiàn)つからない?!溉A人企業(yè)家よ、道と家を建設(shè)する同時(shí)に、異國(guó)の地で、多文化共生の舞臺(tái)も構(gòu)築してほしい」と言いたい。

もちろん、フィリピンで頑張る日本人もいる。マニラ首都圏に屬する都市マカティ市では、日本人向けのフィリピン永住権取得や不動(dòng)産など業(yè)務(wù)を行うライフサポート企業(yè)がいくつもある。フィリピンは、日本の定年退職者に人気の移住先。物価が日本よりはるかに安く、生活費(fèi)が半分で済むと考えられる。これからフィリピンで悠悠自適な老後生活を送る日本人が増えてくるだろう。

2つ以上の國(guó)に行き來(lái)し、2つ以上の言語(yǔ)を操り、2つ以上の文化に慣れ親しむことは新しい現(xiàn)代人のライフスタイルである。中國(guó)の若者がフィリピンで事業(yè)を拓き、日本の高度経済成長(zhǎng)に貢獻(xiàn)した団塊世代の日本人がフィリピンで第二の人生を探す。これも一種の歴史の輪廻だと言えるだろうか。

■筆者プロフィール:黃 文葦

在日中國(guó)人作家。日中の大學(xué)でマスコミを?qū)煿イ贰I國(guó)のマスコミに従事。十?dāng)?shù)年間マスコミの現(xiàn)場(chǎng)を経験した後、2009年から留學(xué)生教育に攜わる仕事に従事。2015年日本のある學(xué)校法人の理事に就任。現(xiàn)在、教育?社會(huì)?文化領(lǐng)域の課題を中心に、関連のコラムを執(zhí)筆中。2000年の來(lái)日以降、中國(guó)語(yǔ)と日本語(yǔ)の言語(yǔ)で執(zhí)筆すること及び両國(guó)の「真実」を相手國(guó)に伝えることを模索している。

■筆者プロフィール:黃 文葦

在日中國(guó)人作家。日中の大學(xué)でマスコミを?qū)煿イ?、両國(guó)のマスコミに従事。十?dāng)?shù)年間マスコミの現(xiàn)場(chǎng)を経験した後、2009年から留學(xué)生教育に攜わる仕事に従事。2015年日本のある學(xué)校法人の理事に就任?,F(xiàn)在、教育?社會(huì)?文化領(lǐng)域の課題を中心に、関連のコラムを執(zhí)筆中。2000年の來(lái)日以降、中國(guó)語(yǔ)と日本語(yǔ)の言語(yǔ)で執(zhí)筆すること及び両國(guó)の「真実」を相手國(guó)に伝えることを模索している。

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