Record China 2017年7月25日(火) 5時40分
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24日、韓國メディアによると、中國の北京首都國際空港で韓國人団體観光客が4回もの荷物検査を受けていたことが分かり、韓國內(nèi)で「高高度防衛(wèi)ミサイル配備への報復(fù)措置の一環(huán)ではないか」と疑う聲が出ている。資料寫真。
2017年7月24日、韓國?中央日報によると、中國の北京首都國際空港で韓國人団體観光客が4回もの荷物検査を受けていたことが分かり、韓國內(nèi)で「高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備への報復(fù)措置の一環(huán)ではないか」と疑う聲が出ている。
ロシアのモスクワから韓國の仁川に向かっていたAさんら韓國人観光客20人は、経由地の北京首都國際空港で荷物検査を受けた際、「X線検索臺が故障した」との理由で別の部屋に案內(nèi)された。隔離された空間で全ての荷物を開け、細かい検査を受けたという。
さらに、Aさんらが部屋を出ようとすると、別の職員が入ってきて何の説明もなく再び荷物を見せるよう求めた。職員はお土産の高級ワインを取り上げ、「1カ月後に返卻する」と伝えたという。その後も同様のことが繰り返され、Aさんらは全部で4回の荷物検査を受けさせられたという。
Aさんは「1時間ほど検査が続き、不安だった。他の部屋へ移動する時も厳しく監(jiān)視され、犯罪者扱いされている気分だった」とし、「これがうわさに聞いていた(THAAD)報復(fù)なのだと感じた」と述べた。
昨年7月に米國と韓國がTHAADの韓國配備を決めた後、中國はさまざまな分野で「報復(fù)措置」を取っている。Aさんらの経験がTHAAD配備への報復(fù)措置の一環(huán)であるかどうかは分かっていないが、外交部當(dāng)局者は「常に関連の情報に注目している」と明らかにした。
これについて、ある旅行會社関係者は「中國はもともと荷物検査に厳しい國だが、さすがに4回はひど過ぎる」と批判している。
ロッテマートの営業(yè)停止やビザ取得のハードル引き上げなど、中國によるTHAAD配備に韓國政府が抗議するたびに、中國側(cè)は「中國當(dāng)局が実行したのではなく、THAAD配備に反対する中國國民の情緒が現(xiàn)れたもの」と一蹴してきた。
実際にどこまでが報復(fù)措置の一環(huán)であるか判斷するのは難しいが、韓國では中國関連で被害を受けると、全てを「THAADへの報復(fù)」と見ることが當(dāng)たり前になっているという。
専門家らは「中國政府が韓國とのTHAAD問題を政治的に解決することは可能だが、韓國國民に殘した心の傷を元に戻すことは難しい」と指摘している。
國立外交院のキム?ハングォン教授は「中國の過度な制裁と韓國國民の中國に対する疑心や被害意識が続くのは深刻な問題」とし、「情緒的な反感を回復(fù)させるには時間がかかるため、両國がTHAADでの対立と社會?経済分野は別だという方針を両國國民にはっきりと示す必要がある」と主張した。
この報道に、韓國のネットユーザーからは「中國は卑怯だ」「韓國を下に見ているとしか思えない」など批判的な聲や、「まだ中國旅行に行く人がいたなんて。プライドはないの?」「韓國も中國人観光客に対する荷物検査を強化しよう。やられっ放しは悔しい」などと主張する聲が寄せられている。
また、「THAADはそんなに攻撃的な武器なの?中國にとっては核兵器より恐ろしい?」と疑問を示す聲も。
そのほか、「韓國政府は注視すること以外何もできない??棺hという言葉は知らないの?」「樸槿恵(パク?クネ前大統(tǒng)領(lǐng))のせいで國民はいまだにつらい思いをしている」など韓國政府に対する批判的な聲もみられた。
一方で「禁止されている物を持っていたのでは?僕が最近北京に行った時は何の問題もなかった」「韓國の空港でも同じような検査が行われているよ」と指摘する聲もあった。(翻訳?編集/堂本)
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