2017年7月25日、観察者網(wǎng)は、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備問題で中國人観光客が激減している韓國の観光業(yè)が、さらなる打撃を受けていると報じた。

【その他の寫真】

韓國観光公社の統(tǒng)計によれば、6月に韓國を訪れた外國人観光客數(shù)は延べ99萬1800人と前年同期比で36．2％減少した。特に中國人観光客は25萬4930人で同66．4％減となり、韓國?聯(lián)合ニュースは、今年3月以降4カ月連続での激減であると伝えている。

中國人観光客の激減が目立つが、実際は日本や歐米、東南アジアからの観光客數(shù)も減少傾向にあるようだ。記事は「日本からの観光客も3カ月連続で減少し、6月は同3．9％減となった。また、6月には米國も同3．7％、歐州も同6．6％減少している。新たな市場として期待された東南アジアの狀況も楽観できない。マレーシアとベトナムの観光客がやや増えたほかは、タイが8．5％、フィリピンが29．3％、インドネシアが26．8％の減少となっている」と紹介した。

訪韓外國人観光客の減少について韓國國內(nèi)では、北朝鮮の核問題で外國人観光客が韓國訪問への懸念を強めていることが原因との分析が出ているという。

記事は「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)就任以降、韓國では韓流や観光業(yè)の復(fù)活を模索し続けているが、観光業(yè)は依然として悲慘な狀況だ。韓國観光発展局は、観光業(yè)界が『L字型』の停滯に入る可能性があるとの憂慮を示している」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）