2017年7月26日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)などによると、韓國(guó)南部に位置する智異（チリ）山に放し飼いにされている47頭のツキノワグマのおよそ6割に當(dāng)たる28頭が、現(xiàn)在位置追跡できない狀態(tài)であることが判明した。

野黨?正義黨の李貞味（イ?ジョンミ）代表は26日、環(huán)境保護(hù)団體と共同で行った韓國(guó)環(huán)境部の資料の分析結(jié)果について「13頭は発信器の交換時(shí)期が過(guò)ぎバッテリーが切れており、野生で生まれた15頭を含む28頭が、所在追跡が不可能な狀態(tài)と確認(rèn)された」と明らかにした。

韓國(guó)では2004年から、絶滅したとされるツキノワグマの「復(fù)元事業(yè)」が智異山で行われてきた。6頭から始まりこれまでに38頭が放し飼いにされ、09年以降、野生で生まれた個(gè)體は34頭になる。一方で、自然死やわなにかかるなどしてこれまで15頭が死に、10頭は野生での生育が困難と判斷され捕獲、現(xiàn)在は殘る47頭が野生化し生息しているとされる。

李代表は「所在追跡が不可能な個(gè)體の行方を捜す対策が早急に講じられねばならない」とし、「復(fù)元事業(yè)全體の診斷と改善策が用意される必要がある」と指摘した。

智異山のツキノワグマをめぐっては、先月15日、雄1頭が智異山から遠(yuǎn)く離れた慶尚北道（キョンサンプクト）金泉（キムチョン）市の修道（スド）山で発見(jiàn)され騒ぎが起こっていた。この雄は捕獲された後、再適応プロセスを経て今月6日、再び智異山に放し飼いにされたのだが、1週間後に再び智異山を離れて修道山に移動(dòng)したことが確認(rèn)され、智異山內(nèi)での復(fù)元事業(yè)の適正性に対する疑問(wèn)の聲が上がっていた。

今回の報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは、行方不明のクマたちについて「すでに誰(shuí)かの胃の中にいるのでは？」「餌が足りなくなったら人を襲うかも」と不安視する聲や、「稅金の無(wú)駄遣い」「自然のまま手を觸れないのが自然だ。人が手を加えたら、それは自然ではなくて公園」など、復(fù)元事業(yè)に対する疑問(wèn)の聲が多く寄せられた。

また、「そのうち虎やオオカミまで放し飼いにするつもり？」など、復(fù)元事業(yè)を皮肉ったコメントもみられた。（翻訳?編集/三田）