米誌フォーチュンの中國(guó)語(yǔ)サイトはこのほど、最新版フォーチュン?グローバル500を発表。中國(guó)の華為（ファーウェイ）が売上高785億1000萬(wàn)ドル（1ドルは約111．2円）で83位に入り、初めてトップ100入りを果たした。2014年の285位から順位を202も上げた。株主資本利益率（ROE）だけを見ると、華為は中國(guó)の企業(yè)でトップに立っている。斉魯晩報(bào)が伝えた。

最新のフォーチュン?グローバル500を見ると、中國(guó)のIT企業(yè)の華為が83位、京東が261位、阿里巴巴(アリババ)が462位、騰訊(テンセント)が478位に入っている。

特筆すべきは、華為がランキングにおける順位を一気に上げている點(diǎn)だ。華為は11年に352位に入ると、13年315位、14年285位、15年228位と著実に順位を上げ、16年には129位にまで飛躍。今年はついに83位に入った。7年で順位を269上げたことになり、トップ100に入った初の中國(guó)IT企業(yè)となった。

統(tǒng)計(jì)によると、華為は16年から実力発揮を加速させ、IoE(インターネットで全てのものをつなぐスタイル)時(shí)代に突入、際立った進(jìn)歩と成果を上げている。華為が今年3月31日に発表した16年度の業(yè)績(jī)によると、16年の世界での営業(yè)収入が5216億元(約8兆6000億円)で、その三大業(yè)務(wù)も好調(diào)だった。

通信事業(yè)の分野を見ると、華為はデジタル化へ移行し、クラウド、動(dòng)畫、モノのインターネット（IoT）、運(yùn)営改革などの機(jī)會(huì)をとらえ、売上高が前年比24％増の2905億6000萬(wàn)元(約4兆7942億円)となった。

企業(yè)業(yè)務(wù)の分野を見ると、情報(bào)通信技術(shù)(ICT)インフラに著目し、ビジネスパートナーと共に公共の安全や政務(wù)、金融、エネルギーなどの業(yè)界のデジタル化への移行に力を入れており、売上高が前年比47．3％増の406億7000萬(wàn)元(約6710億円)に達(dá)した。

消費(fèi)者業(yè)務(wù)の分野を見ると、商品のイノベーション力と世界ハイエンドブランドの影響力が向上しており、スマートフォンの出荷臺(tái)數(shù)が1億3900萬(wàn)臺(tái)、売上高が前年比43．6％増の1798億1000萬(wàn)元(約3兆2638億円)に達(dá)した。

米経済紙フォーブスが最近発表した2017年版「世界で最も価値あるブランド」ランキングでは、華為は中國(guó)企業(yè)としては唯一ランク入りした。また、WPP/Kantarによる2017年世界のブランド価値ランキングでも、華為は49位に入り、英Brand Financeが発表した「Global 500」でも前年から順位を7上げて40位に入った。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN）