2017年7月31日、騰訊新聞は甘粛省天水市にある世界文化遺産?麥積山石窟には500年前の中國(guó)人によるいたずら書(shū)きがあると報(bào)じた。

麥積山石窟は西暦400年前後に建造が始まったもので、221カ所の洞窟と1萬(wàn)體以上の泥人形や石像、1300平方メートル余りの壁畫(huà)がある。中國(guó)の泥人形蕓術(shù)が発展する過(guò)程や、仏教文化をはじめとする中國(guó)の古代文化史に関する史料の寶庫(kù)だ。

記事は「先日、石窟を見(jiàn)に行ったところ、落書(shū)きを見(jiàn)つけた」として、その寫(xiě)真を紹介。1枚めの落書(shū)きには西暦1518年にあたる「正徳12年」の年號(hào)と、落書(shū)きをしたと思われる本人の名前が記されていた。また、別の落書(shū)きにも1631年である「崇禎4年夏」の表記が。記事は「中國(guó)人は古くより名勝地に名前を殘す習(xí)慣があった。今、多くの観光地で落書(shū)きが絶えないのも不思議なことではないのだ」としている。

中國(guó)のネットユーザーからは「數(shù)百年前の人が刻んたものは史料だが、今の観光客が刻んでいるのは落書(shū)き」「ははは、古い伝統(tǒng)なのだから捨て去ることはできない」といったコメントが見(jiàn)られる一方で「昔の年號(hào)を書(shū)いたら、今書(shū)いたってその當(dāng)時(shí)のものと思われるんじゃないか」「簡(jiǎn)體字で書(shū)かれてるじゃないか」「何年か前に書(shū)いたものだろ」など、疑問(wèn)の聲が多く寄せられた。

また、「自分も後世の人のために『文化遺産』を一筆殘して來(lái)よう」「次は恐竜時(shí)代って書(shū)いたらどうだ」などと茶化すユーザーや、「本物だろうが偽物だろうが、落書(shū)きはやめて欲しい」と冷靜な感想を殘すユーザーもいた。（翻訳?編集/川尻）