人民網(wǎng)日本語版 2017年8月1日(火) 11時10分
拡大
中國のプロボクシング選手で世界ボクシング機構(WBO)フライ級チャンピオン、鄒市明の同王座の初防衛(wèi)戦が28日夜、上海東方スポーツセンターで行われた。
中國のプロボクシング選手で世界ボクシング機構(WBO)フライ級チャンピオン、鄒市明の同王座の初防衛(wèi)戦が28日夜、上海東方スポーツセンターで行われた。試合全體を優(yōu)勢に進めてきた鄒市明だったが、體力の問題で11ラウンドで、ついに日本からの挑戦者?木村翔にTKO(テクニカル?ノックアウト)で敗れた。チャンピオンベルトを失った36歳のベテラン鄒市明は試合會場で涙に暮れ、自分は試合が終わる最後の瞬間まで諦めずに戦ったと述べた。中國新聞社が伝えた。
昨年11月6日、鄒市明は米ラスベガスで、12ラウンドに及ぶ苦闘の末、タイのワンピチット?ワンソンチャイジム選手を打ち破り、WBOフライ級チャンピオンの座に輝いた。
28日夜、鄒市明のタイトルマッチは12回戦で行われた。試合開始後、鄒市明は積極的に攻撃を仕掛けたが、木村翔も決して気後れすることなく、互いに激しいパンチの応酬を繰り広げ、コーナーに追い込もうとした。熾烈な打ち合いが何度も続き、鄒市明は大亂闘の中で木村の顔面にストレートパンチを放ったが、木村はすぐに體制を立て直し応戦した。
第6ラウンドまで進んだ時、鄒の鋭いパンチを連続してくらった木村は、右目上から出血した。審判がやむなく試合を中斷、木村は短時間で傷の手當をした。試合が再開すると、鄒は引き続き、豊富な経験と巧みな戦術を頼りに試合を有利に進めた。
終盤に大きな転機が訪れた。第10ラウンドに入ると、鄒に疲れの色が見られ、明らかに體力が低下し、それまでの機敏な守りにも隙が出始めた。このチャンスを逃さなかった木村は、連続パンチを繰り出した。
第11ラウンド終了まで殘り2分28秒の時點で、鄒は木村の連続パンチに対抗する力が全くなくなり、審判に試合放棄の意思を示した。木村翔が鄒市明を破り、WBOフライ級チャンピオンの座を奪い取った。
試合後、36歳のベテラン鄒市明は、會場で悔し涙に暮れた。彼は、「これほど疲れた試合は、ボクシング選手になって初めてのことだ。私は試合が終わる最後の1秒まで諦めずに戦いぬいた。皆さんが、中國ボクシングに関心を持ち続けてくれるよう期待している。本來は、家で金メダルやチャンピオンベルトの個數(shù)を數(shù)えて暮らすような年齢になっていたが、それでも今回、防衛(wèi)戦を受けて立つことを選んだ」とコメントした。
鄒市明は、「私は、自分の弱い一面を皆さんに見せたくない。來賓者や観衆(zhòng)の皆さんに感謝の意を伝えたい。私は今回の試合で敗れてしまったが、多くの人々がボクシングに関心を持つきっかけを作ることができた。今後は、他の業(yè)界に転じる計畫だが、今日のような強さを持ち続けていきたい。私は永遠に『強者』であり続けたい」と続けた。(編集KM)
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る