2017年8月2日、韓國?世界日報(bào)は、就任後初の夏休みを過ごしている文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)も、韓國の歴代大統(tǒng)領(lǐng)が経験してきた「大統(tǒng)領(lǐng)の休暇にまつわるジンクス」を破ることはできなかったと伝えた。

文大統(tǒng)領(lǐng)は先月30日から7日間の日程で夏休みに入った。當(dāng)初、休暇は29日からの予定だったが、28日夜の北朝鮮による大陸間弾道ミサイル（ICBM）発射で1日遅れての出発となった。そして休みの間も外交?安保に関する報(bào)告を受けているほか、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の追加配備に対する地域住民からの反発や、野黨などからの「休暇は不適切」との批判が重なり、「休暇ながら休んでいないような狀況」だという。

実は過去の大統(tǒng)領(lǐng)たちもこうした落ち著かない夏休みを過ごしてきたと、記事は紹介している。韓國の大統(tǒng)領(lǐng)は1年に1度、1週間程度の夏休みを取るのが通例だが、なぜかそのたびに「事」が勃発し、休暇を延期したり取り消したりする例があったという。

文大統(tǒng)領(lǐng)と舊知の仲であった盧武鉉（ノ?ムヒョン）氏は、大統(tǒng)領(lǐng)就任2年目の2004年、自らに対する弾劾訴追騒動(dòng)の影響で官邸で夏休みを過ごし、06年にも集中豪雨被害や政局の混亂を理由に官邸にとどまった。また、任期最後となる07年の夏はアフガニスタンで韓國人拉致事件が発生、休暇は全面的に取り消された。

また、樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)は、13年の最初の夏休みこそ、大統(tǒng)領(lǐng)府高官のセクハラ事件や國家情報(bào)院の大統(tǒng)領(lǐng)選介入疑惑に批判が強(qiáng)まる中で旅行を強(qiáng)行したが、14年には旅客船セウォル號事故、15年には中東呼吸器癥候群（MERS）流行の影響で官邸にとどまらざるを得なかった。さらに李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)は11年、集中豪雨による大規(guī)模な山崩れ事故などで夏休みを3日間延期した。

この世界日報(bào)の記事には韓國のネットユーザーから多數(shù)のコメントが寄せられているが、多くは「くだらないごみ記事だ」と批判するもので、「國民はばかじゃない」「まさか、事が起こるのを望んでるのか？」「じゃあ休暇を取らなければ安泰だとでも？」と怒りのコメントが目立つ。

また、「大統(tǒng)領(lǐng)が休暇中にだって事故は起こり得る。大事なのは、どう対処するかだ」ともっともな指摘のほか、「『ジンクス』と結(jié)び付けるとは、さすがシャーマニズムの國」「確かに、503番（樸槿恵被告の収容者番號）さんは4年の間ずっと休んで遊んでたから、國がこんなふうになったんだ」との聲もあった。（翻訳?編集/吉金）