2017年8月5日、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の外交姿勢(shì)を疑問視する聲が韓國(guó)內(nèi)で高まっている。外交の基軸が不明確で米國(guó)と中國(guó)、北朝鮮のはざまで揺れ動(dòng)いているように映るためだ。朝鮮半島情勢(shì)の緊迫が続く中、主要メディアは「米中とも遠(yuǎn)のく恐れ」「行き詰まる対北政策」などと批判を強(qiáng)めている。

朝鮮日?qǐng)?bào)が文大統(tǒng)領(lǐng)の「綱渡り外交」の典型例として取り上げたのは、在韓米軍への高高度迎撃ミサイル（THAAD）配備問題。韓國(guó)政府が7月末、1年前後も時(shí)間がかかる「一般環(huán)境影響評(píng)価」をすると発表したことを「外交的に見ると、米國(guó)と中國(guó)のはざまで『完全に配備することも、撤回することもしない』というあいまいさを保ちながら、時(shí)間を稼ぐ意図だということになる」と解説した。

その上で「早急なTHAAD配備を望んでいた米國(guó)に『THAADは必要ない』と言わせるには、年內(nèi)に北朝鮮の核?ミサイル問題解決を急進(jìn)展させなければならない」「北朝鮮が現(xiàn)在の狀態(tài)を改善する姿勢(shì)を見せていないとしてTHAADを配備すれば、中國(guó)は一層、激しい怒りを見せるかもしれない」と指摘?！缸罱K的に米中のうちいずれか一方、最悪の場(chǎng)合、両國(guó)ともに深刻な対立関係に至る可能性がある」と憂慮している。

聯(lián)合ニュースは文大統(tǒng)領(lǐng)が7月初めに打ち出した南北対話の再開などを含む対北朝鮮政策「新朝鮮半島平和ビジョン」（ベルリン構(gòu)想）に言及?！竸?dòng)き出してもいないうちから壁にぶち當(dāng)たっている」「韓國(guó)政府は北朝鮮をいかにして対話の場(chǎng)に引っ張り出すべきか苦慮しているようだ」と述べた。

北朝鮮が対話に応じないのは「核兵器を完成させ米國(guó)と交渉することばかりに関心を向け、南北関係を後回しにしているとの見方もある。北朝鮮が米本土を狙う攻撃手段をほぼ確保し、米國(guó)との交渉により究極目標(biāo)である『米朝平和協(xié)定の締結(jié)』を?qū)g現(xiàn)できるとの自信を持っているということだ」と説明?！副背rが米國(guó)の方ばかり向いて露骨に韓國(guó)を無(wú)視している狀況ではできることも限られ、文政権の『朝鮮半島問題の運(yùn)転席に座る』という目標(biāo)も空虛なスローガンで終わってしまう公算が大きい」としている。

さらに、朝鮮半島問題の當(dāng)事者であるはずの韓國(guó)の存在感がないことを厳しく突く論調(diào)も目立つ。東亜日?qǐng)?bào)は社説で「1994年の北朝鮮核危機(jī)や2007年の1回目の北朝鮮核実験の時(shí)のように、危機(jī)が最高潮に達(dá)した時(shí)に米朝対話で劇的な合意を引き出した」と例示。「このような緊迫したゲーム板のどこにも?韓國(guó)の姿は見當(dāng)たらない。韓國(guó)がのんきにアウトサイダーでいる時(shí)なのか心配だ」と嘆いている。（編集/日向）