北京市社會(huì)科學(xué)院と社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社は7月28日午前に共同で、「北京青書：北京社會(huì)発展報(bào)告(2016-17)」を発表した。同報(bào)告は、16年度の北京の社會(huì)建設(shè)と社會(huì)ガバナンスに主にスポットを當(dāng)て、北京の社會(huì)構(gòu)造や社會(huì)建設(shè)、コミュニティガバナンス、都市問(wèn)題などの問(wèn)題に分析を行っている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

▼大気汚染と不動(dòng)産高騰が人材流失に拍車

青書によると、北京がテクノロジーイノベーション建設(shè)センターとしての役割を果たす上で、テクノロジー研究開(kāi)発人材の誘致がカギを握っており、特に、創(chuàng)造力に富む若い人材を必要としている。うち、北京の中関村は、中國(guó)全土のテクノロジーイノベーションセンターで、北京市のテクノロジー産業(yè)が集まる場(chǎng)所でもある。

しかし、同報(bào)告の統(tǒng)計(jì)によると、中関村の研究開(kāi)発者は57萬(wàn)4000人で、15年の54萬(wàn)8000人からわずか4．7％増えただけで、15年の23．1％増と比べると、増加ペースは急降下している。

テクノロジーの専門家にとって、中関村が以前ほど魅力ある場(chǎng)所ではなくなっていることについて、同青書は、「優(yōu)良人材を呼び込むカギは、豊富で、多元化したポストを提供すると同時(shí)に、生活コストや基本的な生活サービスの面で魅力があること。しかし、不動(dòng)産高騰や大気汚染などの問(wèn)題は、人材を呼び込んだり、引き留めたりするのに不利な條件となり、人材の中國(guó)國(guó)內(nèi)の他の地域や海外への流失をある程度誘発している」と指摘している。

また、「大気汚染は健康に直接的な影響を與え、住民の生活に制限を與えているのも明らか。大気汚染は、働いている各層の住民の都市に対する評(píng)価や安心感に影響を與えている」と強(qiáng)調(diào)している。

▼人材流失を食い止める方法は？

青書は、「現(xiàn)在の社會(huì)は、人材の流動(dòng)性が高く、ハイレベル人材には、中國(guó)の他の都市で就職という選択肢があるほか、海外での就職や移民という選択肢もある。環(huán)境問(wèn)題を根本的に解決できなければ、北京の経済?社會(huì)の発展に大きな影響を及ぼす」と強(qiáng)調(diào)している。

では、どのように人材流失を食い止めればいいのだろう？同報(bào)告は、「環(huán)境を改善し、産業(yè)発展と生活コストの抑制をうまくコントロールし、人材の呼び込みと引き留めを行わなければならない。都市の発展の規(guī)律からすると、都市の人口の流入、流出、特に、新たに就職する人の流入は、都市の活力の源であり、経済、社會(huì)、文化など各分野のイノベーションを推進(jìn)する直接的な原動(dòng)力。都市の長(zhǎng)期にわたる発展のうえで大きな役割を果たしている」と指摘している。

そして、「産業(yè)の発展、人口と資源、環(huán)境の調(diào)和、都市に進(jìn)出するためのコストの関係を一層うまくコントロールしなければならない。さらに、就職の機(jī)會(huì)や不動(dòng)産価格が就職する人の數(shù)や就職への意欲に対する影響を評(píng)価し、投機(jī)性消費(fèi)を抑制し、賃貸住宅市場(chǎng)を規(guī)範(fàn)化し、公共の賃貸住宅、住宅の供給、管理のメカニズムを健全なものにし、交通機(jī)関を改善するなどして、働いている人の住居や外出に必要なコストを抑えることができるようにしなければならない」 と提案している。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN）