2017年8月3日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國のファッションブランドが竹やパンダ、龍のデザインから脫卻しつつあるとする香港メディアの報(bào)道を伝えた。

2日付の香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「國際ファッションブランドが竹やパンダ、龍のデザインで中國の消費(fèi)者を取り込もうとするなか、中國のライバルはすでにこのような『淺はか』な要素でファッションを表現(xiàn)することをやめている」とした。

コンサルティング企業(yè)OC＆Cの見積もりによると、中國のアパレル市場(chǎng)価値は約3000億ドル（約33兆2000億円）。この膨大な中國市場(chǎng)でシェアを獲得すべく、國內(nèi)ブランドや世界の高級(jí)ブランド、ファストファッションブランドがしのぎを削っている狀況だ。

香港に上場(chǎng)している中國本土のファッションブランド?江南布衣は現(xiàn)在中國本土に700店舗の小売店を持ち、海外にも12カ國に進(jìn)出している。同社の最高財(cái)務(wù)責(zé)任者は「多くの人が中國を製造センターと認(rèn)識(shí)するばかりであり、この狀況を変えたい。単に中國的な要素だけではなく、獨(dú)特のデザインによって顧客を集めたい」と語っている。

現(xiàn)在中國では若い消費(fèi)者を中心に製品の美観やデザインを重視する傾向が高まっており、中國國內(nèi)ブランドは新たなデザイン理念を打ち出すことへの自信を強(qiáng)めているという。OC＆Cの最新調(diào)査では、國內(nèi)ブランドを支持する中國人消費(fèi)者の割合が2年前の22％から46％へと大きく増加したことも明らかになった。

OC＆Cの関係者は「江南布衣の成功の秘訣は、ナチュラルで美しいデザインの路線を守っていることにある。デザインを重視する消費(fèi)者層にはっきりと狙いを定めているのだ」と分析した。（翻訳?編集/川尻）