2017年8月3日、第3次安倍晉三內(nèi)閣で3度目となる內(nèi)閣改造で河野太郎前行政改革擔(dān)當(dāng)相が外相に起用されたことに関連し、韓國(guó)外交部は就任を祝うと共に両國(guó)の協(xié)力関係構(gòu)築に期待を示した。

河野氏の外相起用については、韓國(guó)の各メディアも歓迎や期待を込めて報(bào)じているようにみえる。河野氏の父親が他でもない、1993年の「河野談話」で日韓の歴史問(wèn)題に関し韓國(guó)に謝罪した人物として韓國(guó)で知られる河野洋平元衆(zhòng)院議長(zhǎng)だからだ。聯(lián)合ニュースや中央日?qǐng)?bào)など大手メディアは、それぞれ見(jiàn)出しで「河野談話の主役の長(zhǎng)男」「慰安婦に関し日本の責(zé)任を認(rèn)めた談話の主人公の息子」「慰安婦の強(qiáng)制動(dòng)員を認(rèn)めた河野（元）長(zhǎng)官の息子」などと枕ことばのようにうたい、その河野太郎氏の外相就任が今後の日韓関係にどのような影響を及ぼすかを展望している。

聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)の外交筋は、今回の外相人事は日韓関係とは大きな関連はないとみているという。韓國(guó)が「好転」を期待する慰安婦問(wèn)題についても、これまで慰安婦の強(qiáng)制連行を否定してきた安倍內(nèi)閣にあっては、河野太郎氏も「身動(dòng)きが取れないだろう」との見(jiàn)方が多いのだ。ただ、河野氏が首相の靖國(guó)神社參拝に否定的な見(jiàn)方を示してきたことや、日本の責(zé)任を認(rèn)めた父親から受けたであろう影響などが、今後、日韓の慰安婦問(wèn)題をめぐる議論で肯定的に作用するとの期待はあるという。

河野氏が父親と同様に日本の代表的な「親韓派」として知られると紹介したメディアも多い。京郷新聞は、河野氏が後に韓國(guó)の議員となる李成権（イ?ソングォン）氏を秘書(shū)として採(cǎi)用していたことや、韓國(guó)語(yǔ)のブログを運(yùn)営していたことを伝えている。またニューシスは、こうした親韓派の外相起用は、2015年の日韓慰安婦合意の再交渉に向け安倍首相が打った「布石」とみる向きもあると伝えた。

こうした報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「あのお父さんの息子であることを願(yuàn)う」「父親の血を継いで、対韓関係を協(xié)力と和解の方向に導(dǎo)いてほしい」「これをきっかけに韓日関係が改善されますように」とやはり期待の聲もあるものの、こちらは少數(shù)派のようだ。

コメント欄には、「いくら親韓派でも、あの政権じゃどうかなあ」「あの河野さんの子でも、心の中は分からないよ。喜ぶのは早い」「父親が立派だからって息子が立派だとは限らないからね」「日本の政治家は一瞬で立場(chǎng)を変えかねない。鋭意注視しないと」「外交は自國(guó)の利益が最優(yōu)先。自分たちが損をしてまで良心を貫くとは思えない」など慎重派の聲が多く並んだ。（編集/吉金）