2017年11月9日、27歳年下の女子中學(xué)生に性的暴行を加え妊娠させた罪に問(wèn)われた40代の男性に対し、韓國(guó)最高裁判所が無(wú)罪判決を言い渡した。韓國(guó)?ニュース1などが伝えた。

最高裁は同日、児童?青少年の性保護(hù)に関する法律違反の罪で起訴された蕓能事務(wù)所代表のチョ被告（48）に無(wú)罪を宣告した原審を確定した。チョ被告は2011年8月、息子が入院していたソウル市內(nèi)の病院で知り合った當(dāng)時(shí)15歳のAさんに「蕓能人にしてあげる」と近づき、その後數(shù)回にわたって性的暴行を加え妊娠させたとして起訴されていた。1審と2審は被告の罪を認(rèn)めそれぞれ懲役12年?懲役9年を宣告したが、チョ被告は「愛(ài)していたから起こったことで、強(qiáng)姦（ごうかん）ではない」と主張し、上告した。

上告を受けた最高裁は「チョ被告が別件で収監(jiān)されている間、被害者は『愛(ài)している』という內(nèi)容の手紙を（被告に）送り続けていた」「普段からよくスマートフォンのメッセージアプリなどを通じても愛(ài)情表現(xiàn)をしていた」などとして、ソウル高裁に審理を差し戻した。

差し戻し審は15年10月、11カ月間にわたった審理の末にチョ被告に無(wú)罪を言い渡した。高裁は「被害者は拘置所でチョ被告に接見(jiàn)した際、被告からの強(qiáng)要と恐怖心から『手紙を書(shū)くよう強(qiáng)要された』と主張している」としながらも、「そうとは考え難い內(nèi)容もあり、被害者が被告を心から心配する內(nèi)容もあった」と説明した。

差し戻し審の宣告後、複數(shù)の市民団體から「児童?青少年の性的暴力被害に対する無(wú)理解と偏向的な態(tài)度をそっくりそのまま示した判決」として、無(wú)罪判決に強(qiáng)く反発する聲が上がっていた。また検察は差し戻し審を不服として上告し、結(jié)局、最高裁で無(wú)罪が確定した。

無(wú)罪確定の報(bào)にネットユーザーからは男女雙方から9000件近くのコメントが集まっているが、「何これ？」「あり得ない」と判決內(nèi)容に衝撃を隠せないといったコメントをはじめ、「裁判官の娘が被害に遭っても同じ判決を下すかな？」「米國(guó)なら完全にアウト。韓國(guó)は法律自體がめちゃくちゃ」「韓國(guó)で最高に腐敗して汚い集団は、法を執(zhí)行する司法部だ」といった法や裁判官への非難が相次いでいる。

被告に対しても「40を過(guò)ぎてるんだし、10代が自分のことを好きと言ってくれたとしても、自分をしっかり保たないと」「自分の地位を利用したんだ」「いくら大人っぽくても中學(xué)生は幼い。判斷力にも欠けるし保護(hù)者の保護(hù)が必要。それを利用したんだから確実に罪がある」など厳しい聲が上がった。

中には、かつて物議を醸した事件を挙げて「それなら女性教師が小學(xué)生と性的関係を持った事件も無(wú)罪にすべき。2人とも愛(ài)し合ってたそうじゃないか」「小學(xué)生と性的関係を持った女性教師は？彼女には後ろ盾がないみたいだね」との皮肉なコメントも寄せられた。（翻訳?編集/松村）