Record China 2017年8月4日(金) 10時(shí)30分
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中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は4日発表の社説で、安倍改造內(nèi)閣について、知中派とされる河野太郎氏の外相就任だけで今後の日本の外交方針を判斷することはできず、警戒が必要との考えを示した。
中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は4日、安倍首相の內(nèi)閣改造を批判する社説を発表した。中國(guó)では外相に就任した河野太郎氏が「中國(guó)との友好を主張」、「知中派」であると注目されているが、環(huán)球網(wǎng)は「タカが翼にハトの羽毛を差し込んだ」と酷評(píng)して、今後も日本の外交方針に警戒が必要だと論じた。
記事は冒頭部分で、日本の內(nèi)閣制度について「『相(大臣)』と呼ばれても実際には『僚(官僚)』。本物の『相』は安倍首相自身だけ」と解説。中國(guó)の歴史的制度の場(chǎng)合には『相』はすべて皇帝の親任という點(diǎn)で同格だが、日本の內(nèi)閣では首相が他の閣僚にくらべ圧倒的な権限と影響力を持つという説明だ。
その上で、安倍首相は「1羽のタカ」であり、「今に至って翼にハトの羽毛を差し込んだが、眼光、嘴(くちばし)、鳴き聲すべてに本來(lái)の遺伝子が露呈している」とし、河野氏の外相登用なども、安倍首相の本質(zhì)を変えるものでないと警戒を示した。
社説はさらに、第二次安倍內(nèi)閣が発足する2012年以前の日本外交には、溫和でどの方面にも配慮する傾向も見(jiàn)られたが、安倍政権下の5年間で「愛(ài)憎を打ち出す」ように変化したと論評(píng)。安倍首相は米國(guó)を頼りにする一方で中國(guó)の臺(tái)頭を阻止することに努めたとして、「日本の平和憲法の修正が安倍首相の公然たる目標(biāo)。その他の彼のすべてが、來(lái)たことのある道の風(fēng)景だ」などと、戦前への回帰を目指してきたと指摘した。
一方の対米追隨についても「米國(guó)への忠誠(chéng)と引き換えに(日本の)尊厳を得ることはできていない」と酷評(píng)し、「トランプ政権の日本をあごで使うような姿勢(shì)は、過(guò)去數(shù)十年にわたり米國(guó)政府が日本に対して示した最も大きな出來(lái)事と言ってよい」と論じた。
社説はさらに、「日本は米中関係のバランスを取る自らの能力を完全に喪失してしまい、國(guó)家戦略の余地を大幅に委縮させた」と主張。安倍政権下における経済成長(zhǎng)も基本的には量的緩和政策で出現(xiàn)したもので虛像であるとした。日中両國(guó)の経済的実力の差は今後も拡大すると見(jiàn)通し、「日本の未來(lái)は暗い。経済は維持するのがせいぜいであり、國(guó)家発展戦略の力はますます微弱になる」と論じた。
今後の安倍政権の動(dòng)きについては、「日本社會(huì)の『集団的理性』が安倍首相に対する抑止力になり、安倍首相本人もある程度は考えを変える可能性もある」として多少の期待を示す一方、安倍首相がこれまで示してきた中國(guó)への政治的対抗については「(弊害が)最も深刻であり幻想」として、今後の日本については社會(huì)の上層部が「問(wèn)題を考慮する際に酒を多く飲むのか(民族主義に陶酔するのか)」それとも「茶を多く飲むのか(狀況を冷靜に判斷するのか)」にかかっていると論じた。(翻訳?編集/如月隼人)
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