2008年5月5日、新華網(wǎng)が報(bào)じたところによると、安徽省阜陽(yáng)市で発生したエンテロウイルス71（EV71）に対し予防措置が行われる中、同市手足口病予防指揮部の調(diào)査の結(jié)果、市內(nèi)の醫(yī)師が規(guī)定に反する処置を行ったとして過(guò)失責(zé)任を問(wèn)われることになった。

【その他の寫(xiě)真】

4日、同指揮部の発表によると、4月30日午後、市內(nèi)穎泉區(qū)の児童が低熱と嘔吐のため、村の診療所で受診。対応した醫(yī)師は精密検査をせず、點(diǎn)滴を行い帰宅させた。翌1日早朝、この児童は発熱のため再度受診、當(dāng)直だった別の醫(yī)師は抗炎癥剤を點(diǎn)滴しただけだった。さらに午前9時(shí)、児童は町の診療所で受診し、血液検査、脳波検査の結(jié)果、ウイルス性脳膜炎と診斷されたが、擔(dān)當(dāng)醫(yī)師は夜9時(shí)にようやく県の病院に転院させた。

同市手足口病予防指揮部は、これら醫(yī)師が感染癥に関する規(guī)定に違反し、県レベルに通報(bào)を怠り、適切な処置を行なわず、児童の病狀を悪化させたとして過(guò)失責(zé)任を問(wèn)うことになった。

また、同指揮部が各診療所に抜き打ち検査を行ったところ、市內(nèi)太和県の醫(yī)師が獨(dú)自に開(kāi)発したたんぱく質(zhì)がEV71に効果があるとして、80元（約1150円）の注射を17人に打っていたことが明らかになった。県はこの醫(yī)師に注射費(fèi)用を返還させるとともにその3倍の罰金の支払いを命じた。県によると、これら診療所を管理する村落レベルの幹部が不在だったことが明らかになり、これら幹部に厳密な調(diào)査が行われるという。（翻訳?編集/小坂）