2017年8月5日、中國(guó)メディアの猟雲(yún)網(wǎng)が、日本が速度世界一のスーパーコンピューターを開(kāi)発していると伝えた。

記事によると、日本が開(kāi)発中のスパコンは「ABCI」（AI Bridging Cloud Infrastructure）と呼ばれており、2018年4月の完成を目指している。完成すれば、その性能は現(xiàn)在世界一の速度を誇る中國(guó)のスパコン「神威太湖之光」を超える130ペタフロップスになるという。

記事は、スーパーコンピューターとは何かについて説明。マウスもモニターもないが個(gè)人のパソコンと基本的には変わらず、ただ體積が大きく演算速度が速いのが特徴だと解説した。産業(yè)技術(shù)総合研究所の関口智嗣氏によると、現(xiàn)在のスパコンは個(gè)人のパソコンのおよそ100萬(wàn)倍の速度で、普通のパソコンだと3000年かかる計(jì)算をスパコンでは1日で計(jì)算できるという。また、現(xiàn)在開(kāi)発中のスパコンの大きさは1000平方メートルほどの大きさになるという。

ABCIの用途について関口氏は、日本企業(yè)による自動(dòng)運(yùn)転技術(shù)の開(kāi)発やロボット、醫(yī)療分野に応用できると紹介。人工知能技術(shù)の開(kāi)発においても大いに役立つという。また、あまり知られていないものの、過(guò)去には紙おむつの開(kāi)発にもスパコンによるシミュレーションが用いられていると紹介した。

今回、日本が世界一となるスパコンの開(kāi)発をしていることについて関口氏は、「これは競(jìng)爭(zhēng)ではない」と指摘。以前は速度競(jìng)爭(zhēng)の側(cè)面があったものの、今ではスパコンをどのように使用するかに多くの人の関心が向いているという。そのため「スパコンが世界一速いかどうかは重要ではなく、大切なのは応用する環(huán)境をつくりだせるか否かだ」と述べている。（翻訳?編集/山中）