陝西省、救援活動に參加し疲れ切って口を開けて寢ている男の子が話題に

陝西省■林市綏徳県（■は木へんに兪）で7月26日に深刻な洪水被害が生じた後、數(shù)千人のボランティアが被災(zāi)地で活動しており、感動のエピソードも続出している。最近、ある男の子が、疲れ果ててミネラルウォーターの「山」の前に座っている様子を捉えた畫像が中國のネット上で大きな話題となっている。畫像を見ると、眼鏡をかけた男の子がミネラルウォーターの山にもたれて座り、口を開けて寢ており、すっかり疲れ切っている様子が寫っている。服に安全ピンで付けられている赤いゼッケンには、「ボランティア 遠(yuǎn)竹中學(xué)」と書かれた白い文字が見える。微信(Wechat)のユーザーは、この畫像をモーメンツに転載し、「男の子がこんなに疲れ切るまで救援活動をしているのは、とても感動するし、心が痛い」とコメントしている。また、「もっとたくさんの大人がボランティアに參加して、実際の行動で、子供のボランティアの負(fù)擔(dān)を減らさないと」と呼び掛けているネットユーザーもいる。人民網(wǎng)が報じた。

3日の取材では、男の子の名前は胡智博君(12)で、綏徳県江徳小學(xué)校を卒業(yè)して、9月から中學(xué)校に通う予定であることが分かった。ネット上で話題になっている畫像について、胡君のお母さんは、「誰が撮影したのか知らない。當(dāng)時、私は他の場所で救援活動に參加していた。息子は遠(yuǎn)竹中學(xué)の近くで、小麥粉70袋をトラックからおろしたばかりで、疲れて、寢てしまっていたのだろう。息子の畫像がネット上で話題になっているけど、ちゃんと勉強に集中してくれることを願っている」と話した。

優(yōu)れた人格と、一生懸命働く精神が絶賛されているほか、胡君は勉強の成績も良く、運動神経も抜群であることが取材で分かった。筆者は胡君の家で、胡君が小學(xué)校で取ったたくさんの賞狀や栄譽証書、詩歌?散文が掲載された雑誌などを見せてもらった。その中には、全國漢字作文テスト?作文コンテスト第五級トライアルで「優(yōu)秀」を受賞したり、「第12回全國少年児童手紙文化活動」の綏徳地區(qū)小學(xué)生の部で一等賞を受賞したり、同市第14回運動會青少年グループ50メートル背泳ぎで6位に入賞したりなど、大きな大會で上位に入った際の賞狀などもたくさんあった。（編集KN）