韓國の大學(xué)の論文、量は“一流”、質(zhì)は…=ネットからも「ごみみたいな論文ばかり」「盜作論文も多い」と酷評

Record China    2017年9月21日(木) 12時10分

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19日、韓國経済新聞は、研究中心の大學(xué)院を育てるとして韓國政府が1999年から18年間で4兆5600億ウォン(約4400億円)を投じたにもかかわらず、韓國の大學(xué)は今や単なる「論文工場」に転落したと酷評した。寫真はソウル大。

2017年9月19日、韓國経済新聞は、研究中心の大學(xué)院を育てるとして韓國政府が1999年から18年間で4兆5600億ウォン(約4400億円)を投じたにもかかわらず、韓國の大學(xué)は今や単なる「論文工場」に転落したと酷評した。

記事は、出版社エルゼビアが提供する抄録?引用文獻データベースの「スコーパス(Scopus)」に基づき、過去20年(1997?2016年)の韓國を含めた上位20カ國の論文の成果を分析し伝えている。

これによると、韓國の論文件數(shù)は1997年には1萬3050件だったが、2015年には7萬7362件となりピークを迎えた後、昨年は7萬6733件とわずかに減少した。世界での順位は06年に12位に上がった後、停滯している。

一方で、論文の質(zhì)は「平均以下」との厳しい評価だ。相対的なインパクトファクター(FWCI、引用された頻度を測る指標)は1であれば平均だが、1998年は0.8だったが、2009年に1に達した後、16年に再び1以下に低下した。同指標の世界ランクも16年に13位と、1997年の「スタート地點」に戻ってしまった。

エルゼビアの関係者は、「論文の被引用指數(shù)は、アジア諸國には相対的に不利な面がある」としながらも「上位10%のジャーナルに発表された論文の割合を基準に、韓國が、日本はもちろん臺灣にも劣るという點は注目すべき部分」と指摘した。

専門家は、「お金はあふれているが適切に使えない狀況」と診斷する。韓國研究財団団長を務(wù)めたソウル大醫(yī)工學(xué)科のキム?ソンワン教授は「ソウルの主要大學(xué)の理工系教授の多くは1年に5億?10億ウォン(約4900?9900萬円)の研究費を受けている」と説明した。

こうした現(xiàn)狀について記事は、「米國など先進國の大學(xué)と韓國の大學(xué)の最大の違いは、論文のために研究をするのか、実際の生活を変えるために研究をするのかだ」とし、「國內(nèi)の大學(xué)風土で論文を書くということは、すなわち研究費が受け取れることを意味する」と指摘。さらに「教授の能力は、研究費をどれだけ受け取ったかで評価される。約20兆ウォン(約2兆円)に達する國の研究開発資金のほとんどが『論文のための論文』を量産するために使われているというのが専門家たちの評価だ」と酷評した。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「本當にごみみたいな論文が多い」「しかも盜作論文も多い」「大學(xué)から率先して変わらねばならない」「大學(xué)教授の研究活動といえば、結(jié)局は金集め」「教授の10人中9人は腐っていると思っていい」など、韓國の論文の質(zhì)と大學(xué)に否定的な意見が寄せられた。

また、「ちゃんとした論文を1本出すには、少なくとも1年以上の調(diào)査研究をしなければならないし、論文完成後に學(xué)會誌への掲載手続きだけでも通常半年以上はかかる。政府は今年予算を支援したら、來年には成果を出せという。こんなことでいい研究結(jié)果が出るわけがない」と、政府の政策を批判するものもあった。(翻訳?編集/三田)

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