2017年10月9日、中國のポータルサイト?今日頭條に、東京五輪の予算が何度も変更していることを指摘する記事が掲載された。

記事は、東京が五輪招致の際に提示した開催費(fèi)の予算は、約53億ドル（約5830億円）だったが、招致決定後は予算がどんどん膨らんで260億ドル（約2兆8600億円）になったと紹介した。

しかし、その後予算は削減の方向へと変わることになったと記事は指摘。東京オリンピック委員會(huì)も260億ドルもの大金を準(zhǔn)備することはできないため、120億ドル（約1兆3200億円）ほどになったと伝えた。

だが、それでも臺(tái)所事情は苦しく、國際オリンピック委員會(huì)が來日した際、東京五輪の総経費(fèi)についてさらに10億ドル（約1100億円）規(guī)模の削減が可能との見解を示したという。記事は、これで8回目の予算変更だと指摘した。

これに対し、中國のネットユーザーから「國民の利益のために無駄遣いしないようにしているんだから、いいことじゃないか」「日本人は嫌いだけど、この件については賛同する。われわれよりも豊かなのにできるだけ節(jié)約するというのはいいことだ」など、評価するコメントが寄せられた。

また、「五輪開催には余計(jì)なお金を使わないことこそ正道だ。あるものを利用すべき」という意見や、「中國の五輪施設(shè)はどれも今でも十分活用している。この點(diǎn)は損がなかったと思う」と自賛するユーザーもいた。（翻訳?編集/山中）