Record China 2017年8月7日(月) 23時0分
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4日、北朝鮮との國境付近?江原道華川で毎年行われる「華川トマト祭り」。 外國人観光客や海外メディアが注目する中、ネットユーザーには不評のようだ。資料寫真。
2017年8月4日、韓國北部、江原道(カンウォンド)華川(ファチョン)郡の夏の恒例行事となった「華川トマト祭り」が始まった。韓國?ニューシスは今年の祭りについて、外國人観光客や海外メディアが多數(shù)詰め掛け、小さな村の祭りがいよいよ國際的イベントに成長したと報じている。
今月4?6日の3日間の日程で行われた祭りには、國內(nèi)外からの観光客のほか、在韓米軍兵士やその家族などが參加した。會場にはAP通信やAFP通信、日本の大手紙などソウル外信記者クラブ所屬の13メディアも訪れ、祭りの熱気を世界各地に伝えたという。
ニューシスは海外メディアがこの祭りに注目する理由について、「本家」であるスペイン?ブニョールの世界的トマト祭り「トマティーナ」に劣らない完成度を誇るためとしている。また華川の祭りのメーンでもある、大量のトマトの中から黃金の指輪を探すプログラムなどは、本家にない獨自のコンテンツとして認(rèn)められているそうだ。
華川郡が今年から強化運営している「四季ツアー」と、初めて導(dǎo)入した外國語のSNSサービスもグローバル広報に貢獻しているとみられている。実際に、タイ語や中國語(繁體字)のフェイスブックアカウントで紹介した祭りの関連映像や寫真の照會數(shù)は、わずか半月で8000件を超えたという。
これらプロモーションの効果もあってか、國內(nèi)在住や海外からの外國人観光客の問い合わせも集中しているという。実際に祭りに訪れる外國人も、2015年に800人余りだったものが昨年は1120人と、増加傾向にある。
チェ?ムンスン郡長は「華川トマト祭りが開かれる場所は(北朝鮮との)國境付近、華川の小さな村だが、その発展の可能性は無盡蔵だ。いつかは皆が『トマト祭りといえばスペインではなく華川』を思い浮かべるようしっかり育てていきたい」と話した。
この祭りに関する報道には韓國のネットユーザーから1000を超える多數(shù)のコメントが寄せられているが、郡長の発言とは裏腹に祭りに否定的な意見が大多數(shù)のようだ。コメント欄には「完全にスペインのまね」「韓國には似合わないと思う。それに食べ物でふざけちゃ駄目だよ」「もったいない。最近トマトは高いのに」「スペインは高溫多濕でトマトがたくさんできるから余ったトマトを利用して祭りが開かれる。韓國のトマトはハウス栽培がほとんどだし、現(xiàn)狀に合った行事をすべき」といった聲が並んだ。
またトマト祭りに限らず、「韓國には世界的な祭りがそろってる。でも目的は不透明だし、ただのまねばかり」「獨創(chuàng)的な祭りは何一つない。稅金を無駄遣いする祭りなんてやめてしまえ」とイベント全體に批判的なコメントも。
一方で、少數(shù)派ではあるが「捨てるトマトを農(nóng)家から買い取って郡が開催する祭りだよ」と、祭り広報に一役買うコメントもあった。(翻訳?編集/松村)
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