黃 文葦 2017年8月11日(金) 6時(shí)0分
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正直言って、「留學(xué)生と日本経済」に関する課題を考えると、ポイントは単にアルバイトではないと言わざるを得ない。日本政府と日本企業(yè)はしっかりと留學(xué)生の現(xiàn)狀を把握しているだろうか。資料寫(xiě)真。
8月2日の「日経MJ」新聞に「留學(xué)生バイト 白熱の爭(zhēng)奪戦」という記事が掲載された。日本は労働力不足で、日本のサービス業(yè)にとって留學(xué)生がすでに重要な戦力になっているという。しかし、日本企業(yè)がそんなに留學(xué)生の労働力を頼りにして大丈夫だろうか。
資格外活動(dòng)には制限があり、外國(guó)人留學(xué)生をアルバイトとして雇う場(chǎng)合、週28時(shí)間という上限がある。正直言って、「留學(xué)生と日本経済」に関する課題を考えると、ポイントは単にアルバイトではないと言わざるを得ない。さらにいうと、留學(xué)生が求めるものと求められるものの間にギャップがあるという問(wèn)題を考えるべきだ。日本政府と日本企業(yè)はしっかりと留學(xué)生の現(xiàn)狀を把握しているだろうか。
80年代當(dāng)時(shí)、來(lái)日した留學(xué)生にとってアルバイトは確かに死活問(wèn)題であった。80年代の中國(guó)人にとっては、日本はいろんな意味で雲(yún)の上の存在で、日本で仕事できることはまるで夢(mèng)のようなことであった。80年代、日本の1カ月のアルバイト代は中國(guó)人の年収に相當(dāng)していた。
17年前、私は留學(xué)生として來(lái)日。當(dāng)時(shí)一般的な留學(xué)生はアルバイトをしながら學(xué)校に通っていた。私もその中の1人であった。最初の2年間の週末はほとんどケーキ屋さんとパン屋さんでアルバイトし、過(guò)ごしていた。その後、大學(xué)院の2年間、幸いなことにある私鉄財(cái)団から奨學(xué)金をもらうことができ、やっと勉強(qiáng)に専念できた。つまり、昔の留學(xué)生は勉強(qiáng)とアルバイトの二足のわらじだったのだ。
ちなみに、平成28年5月1日現(xiàn)在の獨(dú)立行政法人日本學(xué)生支援機(jī)構(gòu)の外國(guó)人留學(xué)生在籍狀況調(diào)査によると、外國(guó)人留學(xué)生は23萬(wàn)9287人であり、留學(xué)生數(shù)の多い國(guó)?地域は中國(guó)がトップで9萬(wàn)8483人である。
近年、仕事の関係で、私は普段多くの中國(guó)人留學(xué)生と接している。私の目から見(jiàn)て、在日中國(guó)人留學(xué)生の姿が変わりつつある。アルバイトに明け暮れる人が減っていく傾向がみられる。進(jìn)學(xué)希望の留學(xué)生がかなり増えてきた。その証の一つとしては、大久保と高田馬場(chǎng)に多くの留學(xué)生向け進(jìn)學(xué)塾が點(diǎn)在していること。この中で、創(chuàng)業(yè)13年の大手塾である名校志向塾には毎年2000人以上の留學(xué)生が通っていることから、マスコミにも注目されるようになった。留學(xué)生が一所懸命日本で新しい知識(shí)を身に付けようとすることは最も稱(chēng)賛されるべきである。
勉強(qiáng)時(shí)間以外に、休日に日本列島をあちこち旅する留學(xué)生も大勢(shì)いる。これは昔の貧乏な留學(xué)生には考えられないことである。勉強(qiáng)のほか、ゲームに熱中している留學(xué)生も少なくない。多額のお金を費(fèi)やし最新のゲームソフトを購(gòu)入し、ゲームに夢(mèng)中になり過(guò)ぎて勉強(qiáng)の時(shí)間がなくなる。これは極めて少ないケースだが、最もいけないことだろう。
もちろん、アルバイトをする留學(xué)生は今でもいる。しかし、留學(xué)生のアルバイトに対する認(rèn)識(shí)もある程度変わった。多くの人が短時(shí)間のアルバイトを希望し、アルバイトを通して、日本社會(huì)を認(rèn)識(shí)しようとしている。単にお金がほしい、あるいは學(xué)費(fèi)が足りないからアルバイトをするわけではなくなっているようだ。
留學(xué)生がいろんな角度から日本経済にかかわっている。ほとんど親のお金とはいえ、日本でマンションを買(mǎi)う留學(xué)生もいる。中國(guó)人留學(xué)生の間で流行しているお金の稼ぎ方に、「代購(gòu)」というものがある。つまり、中國(guó)國(guó)內(nèi)の人々のために日本製品の代理買(mǎi)い付けをする。もちろん、それは大規(guī)模な取引となると違法になってしまう可能性がある。
留學(xué)生の姿が変化する背景はやはり中國(guó)経済が発展していることが影響している。また、留學(xué)生は日本の観光産業(yè)にとって大きな潛在市場(chǎng)となるであろう。例えば、留學(xué)生が初めて來(lái)日する際に、両親が同行するケースをよく見(jiàn)かける。どうしてもわが子の勉強(qiáng)と宿泊の環(huán)境を自分の目で確かめたいためだ。子供の日本留學(xué)期間中、何度も日本に訪れる人もおり、日本留學(xué)を決める前に「學(xué)校見(jiàn)學(xué)旅行」で日本に來(lái)る學(xué)生もいる。
ちなみに、2年前、私はかつて日本旅行に來(lái)た中國(guó)の田舎にある私営企業(yè)の數(shù)人の経営者を連れて、早稲田大學(xué)を見(jiàn)學(xué)した。彼らの中の1人が子どもを日本に留學(xué)させたいと考えていたが、日本の大學(xué)は早稲田大學(xué)しか知らないため、早稲田大學(xué)を見(jiàn)學(xué)したいとの要望だった。彼らは初めての日本観光であったのが、最初に行く場(chǎng)所は大學(xué)。大隈記念講堂の前に、彼らは興奮気味で記念寫(xiě)真を撮ったりする。彼ら自身は高等教育を受けられなかった境遇を持ち、企業(yè)経営で成功した後、子どもに良い教育を受けさせたいと考えていたのだ。彼らのように、訪日中國(guó)人観光客は「爆買(mǎi)い」する人ばかりではなく、教育と知識(shí)に憧れる人もいるのだ。
1つささやかな提案をしたい。旅行會(huì)社と學(xué)校が連攜し、「日本の大學(xué)見(jiàn)學(xué)ツアー」、「子どもの入學(xué)式?卒業(yè)式見(jiàn)學(xué)ツアー」を計(jì)畫(huà)してはいかがか、と。つまり留學(xué)生の親を日本に呼ぶこと。子どもの入學(xué)式?卒業(yè)式に參加できることは、一生の思い出になるだろう。
こうしたことを踏まえ、「留學(xué)生にバイトをさせよう」という考え方は時(shí)代遅れではないかと思う。単に留學(xué)生を短期労働者として使うのはもったいない。また、日本の少子高齢化社會(huì)が進(jìn)んでいく中、大學(xué)の経営が厳しくなりつつある。あえて言うと、日本の大學(xué)?専門(mén)學(xué)校が中國(guó)現(xiàn)地で留學(xué)生募集を行ったほうがいいと考える。中國(guó)人が日本に留學(xué)する場(chǎng)合、「距離が近い」「歐米の大學(xué)より學(xué)費(fèi)が安い」「奨學(xué)金制度も充実している」といったメリットがある。
20數(shù)年前、多額の借金を抱えて日本に來(lái)た中國(guó)人留學(xué)生の先駆者と違って、現(xiàn)在、中國(guó)のサラリーマン家庭の子どもでも日本留學(xué)できるようになった。日本は教育の質(zhì)が高い國(guó)だ。かつての留學(xué)生であった私も含め、多くの留學(xué)生がそういうふうに認(rèn)識(shí)しているに違いない。近年中國(guó)人留學(xué)生のほか、東南アジアの留學(xué)生も隨分増えてきた。留學(xué)生を知日派の人材として育成させ、また留學(xué)生という「経済力」を活用する。日本にとって一石二鳥(niǎo)のやり方だと思っている。
■筆者プロフィール:黃 文葦
在日中國(guó)人作家。日中の大學(xué)でマスコミを?qū)煿イ贰I國(guó)のマスコミに従事。十?dāng)?shù)年間マスコミの現(xiàn)場(chǎng)を経験した後、2009年から留學(xué)生教育に攜わる仕事に従事。2015年日本のある學(xué)校法人の理事に就任?,F(xiàn)在、教育?社會(huì)?文化領(lǐng)域の課題を中心に、関連のコラムを執(zhí)筆中。2000年の來(lái)日以降、中國(guó)語(yǔ)と日本語(yǔ)の言語(yǔ)で執(zhí)筆すること及び両國(guó)の「真実」を相手國(guó)に伝えることを模索している。
在日中國(guó)人作家。日中の大學(xué)でマスコミを?qū)煿イ?、両國(guó)のマスコミに従事。十?dāng)?shù)年間マスコミの現(xiàn)場(chǎng)を経験した後、2009年から留學(xué)生教育に攜わる仕事に従事。2015年日本のある學(xué)校法人の理事に就任?,F(xiàn)在、教育?社會(huì)?文化領(lǐng)域の課題を中心に、関連のコラムを執(zhí)筆中。2000年の來(lái)日以降、中國(guó)語(yǔ)と日本語(yǔ)の言語(yǔ)で執(zhí)筆すること及び両國(guó)の「真実」を相手國(guó)に伝えることを模索している。Facebookはこちら「黃文葦の日中楽話(huà)」の登録はこちらから
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