2017年9月8日、韓國(guó)文化財(cái)庁が、韓國(guó)社會(huì)に深く根付いた「キムチ漬け」の文化を國(guó)の無形文化財(cái)に指定する方針を固めたと明らかにした。韓國(guó)?ニュース1などが報(bào)じた。

今回指定される「キムチ漬け」は、2013年に國(guó)際連合教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録された韓國(guó)の「キムジャン（冬の間に食べるキムチを一度に漬け込むこと）文化」よりも広く、韓國(guó)各地の特色あるキムチそのものや文化をも含む概念という。

文化財(cái)庁は特に、キムチ漬けが「歴史的に相當(dāng)期間にわたり韓國(guó)文化の重要な構(gòu)成要素である點(diǎn)」「協(xié)同と分かち合いという共同體精神が盛り込まれ、現(xiàn)代社會(huì)にまで続いている點(diǎn)」「自然と人間が共に生きる伝統(tǒng)知識(shí)を含んでいる點(diǎn)」「世代間の伝承にすべての韓國(guó)人が直?間接的に共同參加している點(diǎn)」を高く評(píng)価し、國(guó)の文化財(cái)に指定する価値が十分にあると判斷した。

ただし、キムチ漬けは高度な技術(shù)を必要とするものではなく、韓國(guó)全域で伝えられている生活習(xí)慣および文化であることから、特定の保有者?保有団體は定めないこととした。

同庁は今後30日間の「指定予告期間」と無形文化財(cái)委員會(huì)の審議を経た後、最終的に「キムチ漬け」の指定を決定する計(jì)畫だ。

この報(bào)道には韓國(guó)のネットユーザーから「すごい！海外に住んでいてわが文化の伝統(tǒng)が消えゆくのを殘念に思っていたよ」「キムチの名譽(yù)回復(fù)だね」「やっぱり母親の漬けたキムチが最高」「うちの母さんも人間文化財(cái)になるのか」など喜びや感激の聲が上がっている。

そして中でも多くの共感を集めているのが「これでキムチを奪われる心配がなくなる」と安堵（あんど）するもの。このユーザーは「日本や中國(guó)にキムチをパクられる、キムチは韓國(guó)のものだ、とずいぶん騒いだことがあったけど、これで完璧な本家本元になったね」とつづっている。

またこの他、「これから若い人たちはどんどんキムチを漬けず買うようになるだろうから、文化財(cái)への指定は必要だ」「キムチもわが固有の文化。きちんと後世に伝えて後の時(shí)代にも愛される食べ物になってほしい」「もう中國(guó)からのキムチ輸入はやめよう。政府で公式にはやりにくいだろうから、個(gè)々人が努力しよう」など、これを契機(jī)に文化をきちんと継承しようと呼び掛けるコメントも目立った。（翻訳?編集/吉金）