2008年5月7日、胡錦濤中國國家主席と福田総理による日中首脳會談が終了し、両國による共同文書「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同聲明」への署名も行われた。會談中、胡國家主席は日中関係の発展に関し、5つの提案を掲げた。中広網(wǎng)の報道。

今回の會談では、福田首相がチベット問題について、中國政府がダライ?ラマ14世側(cè)との対話を再開したことを評価し、北京五輪開催支持を表明。また、経済方面では日本産コメの対中國輸出の全面解禁に合意するなど、和やかなムードで進行するも、このほど解決が期待されていた東シナ海ガス田開発問題などでは、結(jié)論に至らず棚上げされるなどの一幕もあった。

その中で胡國家主席は日中関係発展に関する5つの提案を掲げた。その內(nèi)容は、1．両國の首脳間の定期的相互訪問、2．エネルギー、環(huán)境保護、金融、情報などでの協(xié)力関係構(gòu)築、3．人的交流の促進、ことに青少年間の交流、4．アジア振興および北東アジア平和への相互努力、5．気候変動および南北格差問題などへの盡力と貢獻。以上の內(nèi)容は、會談後に発表された共同文書にも盛り込まれた。(翻訳?編集/愛玉)