2017年8月8日、中國メディアの參考消息網(wǎng)によると、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは7日、オンラインゲームへの中毒が中國の軍隊(duì)の戦力を奪う可能性があると伝えている。

中國で今、スマートフォン用ゲームの「王者栄耀」がブームとなっている。中國のゲーム?ソーシャルメディア業(yè)界の巨人、テンセント（騰訊）により開発され、中國の歴史?伝説に基づくキャラクターが登場(chǎng)するこのファンタジーロールプレイングゲームは、世界で最も人気のあるモバイルゲームであり、登録プレーヤーは2億人を超え（中國では7人に1人）、1日約8000萬人のアクティブユーザーがいる。

中國共産黨中央軍事委員會(huì)の機(jī)関紙「解放軍報(bào)」は「ゲームはすでに兵士の日常生活に浸透しており、彼らの肉體的、心理的な健康に一定レベルで影響を與えている」と懸念を示している。

中國共産黨機(jī)関紙の「人民日?qǐng)?bào)」が先月、このゲームを青少年の「ドラッグ」と表現(xiàn)すると、テンセントの時(shí)価総額は一気に175億ドル（約1兆9234億円）も減った。

解放軍報(bào)は「スマホゲームの習(xí)慣は、兵士の身體的、心理的健康を徐々に害する。セキュリティー管理に対する脅威をもたらし、戦闘能力を損なう可能性もある」と指摘する。軍が兵士にスマホの使用を解禁して以降、週末になると小隊(duì)の全兵士がこのゲームに夢(mèng)中になる姿も見られるという。

テンセントは先月、國営メディアの批判を受け、12歳以下のプレー時(shí)間を1日1時(shí)間に制限している。（翻訳?編集/柳川）