2017年8月9日、韓國(guó)有數(shù)のリゾートである済州島（チェジュド）の離島?牛島（ウド）で、観光客の重要な足となる電気自動(dòng)車の爆発?火災(zāi)事故が相次いでいる。韓國(guó)?電子新聞が伝えた。

牛島は済州島から船で東に15分ほどの距離に位置する島で、済州島よりもさらに澄んだ海や映畫のロケ地などを求め國(guó)內(nèi)外から多くの観光客が訪れる。島內(nèi)は數(shù)時(shí)間で観光しながら巡れるサイズで、観光客はシャトルバスのほか、貸し自転車?原付バイク?電気自動(dòng)車で回るのが一般的だ。

現(xiàn)在、島では電気自動(dòng)車レンタル業(yè)者19社が営業(yè)しており、1?2人用が700?800臺(tái)あるというが、今年に入りこの電気自動(dòng)車で數(shù)回の爆発事故が報(bào)告されている。バッテリーに問題があるとの情報(bào)を聞いたというある業(yè)者の代表は「充電中でもなくただ駐車してあった車両1臺(tái)が爆発し、並んでいた6?7臺(tái)の車両まで延焼の被害に遭った」例もあると話す。

調(diào)査によると、事故のあった車種の大半は鉛蓄電池を裝著した中國(guó)産の車で、専門外のレンタル業(yè)者による「違法改造」が原因で爆発した可能性が高いことが分かった。壽命を迎えたバッテリーを高性能のリチウムイオンバッテリーに交換する過程で、バッテリーマネジメントシステム（BMS）を裝著していなかったのだ。BMSは、電気自動(dòng)車の駆動(dòng)モーターの出力狀態(tài)やバッテリー溫度などからバッテリーの充電?放電電力を制御する裝置で、電動(dòng)?電気自動(dòng)車への裝著は必須とされている。

しかし実は、韓國(guó)にはこれに関する安全規(guī)格基準(zhǔn)がなく、専門外の業(yè)者が任意で行うバッテリー交換を取り締まることは困難だという。それでも相次ぐ事故を受け、國(guó)土交通部はこのほど同地域のすべての電気自動(dòng)車レンタル業(yè)者に対し「バッテリー原狀復(fù)舊措置」に関する公文書を出し、車両に搭載された新規(guī)バッテリー（BMSを含む）の交換を指示した。

これについて韓國(guó)のネットユーザーからは「金もうけに忙しくて安全は二の次か」「客が死んでもいいということ？ひどいやつらだ」などレンタル業(yè)者への非難の聲や、「違法な業(yè)者をみんな捕まえて刑務(wù)所に入れたらいい」「観光客の安全を擔(dān)保に商売をできないように措置を取るべき」など厳しい処罰を望む聲が上がっている。

また、「安全不感癥＋違法＝韓國(guó)人の基本素養(yǎng)」「ぼったくり天國(guó)。観光客が行かなければ正気を取り戻すのでは？」など韓國(guó)全體の問題との指摘のほか、「ソウルの明洞（ミョンドン）のように國(guó)內(nèi)の観光客から無視される前に、ちゃんとした方がいい」と警告コメントも。

さらに牛島に行ったことがあるというユーザーからは「いつもバスを利用してるよ。料金も安いし、何よりも運(yùn)転手のガイドが面白い」とのお薦めコメントが寄せられた。（翻訳?編集/松村）