美容整形アプリ「SoYoung」はこのほど「2017年度版美容整形業(yè)界白書(shū)」を発表した。中國(guó)の美容整形業(yè)界は2015年以降、成長(zhǎng)率40％の脅威的なスピードを見(jiàn)せており、世界平均の7％を大幅に凌駕している。美しさを表す顔面偏差値が経済の原動(dòng)力となっていることに目を向けつつ、同時(shí)にこうした美容整形業(yè)界の暴利や暗部も白日の下に曬されるべき時(shí)期が來(lái)たと言えるだろう。

▽年齢層の違い：中國(guó)は25歳以下 米國(guó)は36歳以上

白書(shū)は2017年の中國(guó)における美容整形消費(fèi)者100人中53人が25歳以下の若者、90後（1990年代生まれ）と推定している。つまり25歳前後の若者が消費(fèi)者の主力となり、美容整形業(yè)界を成長(zhǎng)させる原動(dòng)力になっている。一方の米國(guó)では36歳以上の消費(fèi)者が全體の74％以上を占めるとしている。

中國(guó)の美容整形における消費(fèi)者の若年化が進(jìn)んでいる原因には90後の性格の特徴や就職における理念などが関わりが挙げられるかもしれない。2015年以降、美容整形は蕓能界やネットアイドル界で流行するようになった。それらの影響を受け、90後にとって、整形は今では當(dāng)たり前なことになった。

▽所得の高さに比例して、美しさへの意欲も高まる傾向

白書(shū)のデータによると、所得の高さに比例して、美しさへの意欲がさらに高まる傾向が見(jiàn)られる。月収3萬(wàn)元（約49萬(wàn)円）以上の女性のうち、整形をしてみたいと答えたのは80％。整形手術(shù)を?qū)g際にすると答えたのは10％を占め、5％の人が美容整形のため年間20萬(wàn)元（約327萬(wàn)円）ほどを消費(fèi)すると答えた。

注目すべきはほとんどの人にとって、整形は始めると終わりのないプロセスとなる點(diǎn)だ?！窼oYoung」創(chuàng)業(yè)者の金星氏は、美容整形アプリ「SoYoung」のプラットフォームにおけるリピーター率は92％にも上ると述べた。

▽暗部と暴利 美の魅力に取りつかれても注意が必要

美容整形の高度成長(zhǎng)は業(yè)界関係者にチャンスと試練を同時(shí)にもたらしている。施術(shù)を行うことのできる醫(yī)者に限りがある一方、人材育成がニーズに追いついていない。また、美容整形の営業(yè)許可の審査基準(zhǔn)が厳格で、薬品や器械なども高額だ。そのため、営業(yè)許可を取得していない違法業(yè)者や5日程度の研修で施術(shù)を行う無(wú)免許醫(yī)が同業(yè)界に溢れている。白書(shū)によると、整形手術(shù)の失敗から容姿が傷つけられてしまった人々の実に90％が違法な法人や醫(yī)者、薬品が原因としている。

そして、同業(yè)界はまた美の魅力に取りつかれた消費(fèi)者たちの財(cái)布を狙い、暴利を貪っている一面もある。デロイトの「中國(guó)美容整形市場(chǎng)分析2017」によると、世界におけるヒアルロン酸の消費(fèi)額の年平均成長(zhǎng)率は12％であり、2016年の17億ドルから2020年には27億ドルまで成長(zhǎng)しているとしており、この三年間で注射薬の市場(chǎng)価格は70％以上下落したが、美容整形機(jī)関における手術(shù)価格はほとんど下落が見(jiàn)られなかった。美容整形業(yè)界全體の価格は、業(yè)界の成長(zhǎng)に伴う規(guī)模拡大の効果から大幅に下落が生じた影響を受けることなく、依然として暴利を貪り続けているのだ。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集HQ）