金正恩委員長狙う韓國軍の「斬首作戦」部隊、「裝備お粗末」「みんな死にかねない」と韓國紙酷評

Record China    2017年12月9日(土) 22時20分

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朝鮮半島有事の際、北朝鮮指導(dǎo)部の「斬首作戦」を擔(dān)當(dāng)する韓國軍の「特殊任務(wù)旅団」について韓國紙は「裝備がお粗末でよちよち歩きの水準(zhǔn)」と指摘。「斬首どころか(部隊が)みんな死にかねない」と酷評している。寫真は北朝鮮?平壌。

2017年12月9日、朝鮮半島有事の際、金正恩?朝鮮労働黨委員長ら北朝鮮指導(dǎo)部の「斬首作戦」を擔(dān)當(dāng)する韓國軍の「特殊任務(wù)旅団」が1日、創(chuàng)設(shè)された。同旅団について韓國紙は「裝備がお粗末でよちよち歩きの水準(zhǔn)」と指摘。「斬首どころか(部隊が)みんな死にかねない」と酷評している。

聯(lián)合ニュースなどによると、特殊任務(wù)旅団は朝鮮半島情勢が緊迫化したことに伴い、當(dāng)初の計畫より2年前倒しで発足した。北朝鮮が核攻撃に踏み切る兆候を察知した場合、平壌に侵入し、核兵器使用の権限を持つとされる金委員長らを「排除する任務(wù)」を擔(dān)う。

兵力は約1000人。韓國軍3軸システムのうち、大量反撃報復(fù)(KMPR)と標(biāo)的の特定や攻撃(KILL CHAIN)の主要戦力となる。國際テロ組織アルカイダ指導(dǎo)者のウサマ?ビンラディン容疑者の殺害作戦に參加した米海軍特殊精鋭部隊シールズの「デブグル」などを參考につくられたとされ、宋永武國防相は実戦能力が來年末までに整うとの見通しを示している。

韓國?文化日報は特殊任務(wù)旅団について「シールズなど各國の特殊部隊は通信機器とナイトビジョンが付いた多目的ヘルメットを基本裝備として使用しているが、今回創(chuàng)設(shè)された旅団は一般兵士に補給される防弾ヘルメットをそのまま使用している」と報道。ほかにも「特殊部隊の基本裝備である対戦車無反動砲のカールグスタフやグレネードランチャーM32なども配備されていない」と伝えた。

カールグスタフは米特殊部隊?レンジャー部隊や英空軍特殊部隊など50カ國の特殊部隊が使用中で、米陸軍では基本裝備として採用された武器。韓國の特殊戦司令部は2013〜14年に導(dǎo)入計畫を立て國産化に方針を決定したが、コストの問題で開発は失敗に終わった。同時期、米海兵隊が使用するM32の導(dǎo)入計畫も立てたものの、後続の軍需支援問題などを理由にこれも頓挫したという。

さらに1000人規(guī)模の特任旅団を敵地に侵入させるCH47チヌークヘリコプターなどの輸送機も非常に不足した狀況といい、軍関係者は「現(xiàn)在の特任旅団が保有している輸送機では、少佐級が指揮する完全武裝地域隊(60人)1、2チームを乗せて運ぶ程度」「旅団全體を輸送するには力不足」と吐露。

「特殊部隊員が強靭(きょうじん)な體力と共に先端兵器で武裝してこそ任務(wù)を遂行することができるが、基本的な裝備はよちよち歩きの水準(zhǔn)」と憂慮し、北に侵攻しても「斬首どころかみんな死にかねない」と危機感を募らせている。

「斬首作戦」に関しては昨年9月、北朝鮮からと推定されるハッカーが韓國軍のデータベース(DB)センターに相當(dāng)する國防統(tǒng)合データセンター(DIDC)に侵入して盜んだ大量の文書の中に具體的な計畫が含まれていたとされる。作戦の詳細(xì)な內(nèi)容が北朝鮮の手に渡ってしまった可能性が捨てきれず、その意味でも作戦の前途は多難だ。(編集/日向)

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