アップルはこのほどすこぶる好調(diào)な決算報(bào)告を発表し、4?6月期に87億1700萬ドル（1ドルは約109．6円）の利益を上げたことを明らかにした。一方、攜帯電話事業(yè)をスタートしてから5年になる錘子科技の羅永浩最高経営責(zé)任者（CEO）はこのほど、「約10億ドルの資金調(diào)達(dá)に成功した。今年は赤字を黒字に転換させたい」と述べた。めまぐるしく変転するスマートフォン市場(chǎng)において、中國(guó)産攜帯電話の市場(chǎng)シェアは急速に上昇してはいるが、どうやって利益を上げるかについては、引き続きアップルやサムスンに學(xué)ばなければならない狀況だ。銭江晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

▽中國(guó)産スマートフォンの市場(chǎng)シェアが急速上昇

米市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社ストラテジー?アナリティクスが発表した報(bào)告によると、今年第2四半期（4?6月）の世界のスマートフォン出荷量は前年同期比6％増加して、3億6千萬臺(tái)に達(dá)した。そのうちサムスンは7950萬臺(tái)、市場(chǎng)シェアは22．1％で、世界一だった。アップルは4100萬臺(tái)、市場(chǎng)シェアは11．4％。

中國(guó)産スマートフォンの市場(chǎng)シェアが急速に拡大しており、華為の出荷量は3840萬臺(tái)で、シェアは前年同期の9．4％から10．7％に拡大した。OPPOは8．4％で4位、vivoは6．6％で5位。小米のシェアは6％に上昇して、6位になった。グローバル調(diào)査會(huì)社カウンターポイントの最新のデータでは、2017年第2四半期の中國(guó)市場(chǎng)のスマートフォン出荷量は同3％増加し、華為、OPPO、vivo、小米の4大ブランドが市場(chǎng)シェアの69％を占めたという。

▽アップルとサムスンが利益の9割

市場(chǎng)シェアと鮮明な対照をなすのは、中國(guó)産スマートフォンの利益率の相変わらずの低さだ。ストラテジー?アナリティクスが発表した報(bào)告書では、世界のスマートフォン市場(chǎng)の今年第1四半期（1?3月）の営業(yè)利益は121億1千萬ドルで、そのうちアップルだけで83．4％を占め、サムスンは12．9％で、両社を合わせると実にスマートフォンの利益の90％以上を占めたことになる。一方、中國(guó)産スマートフォンの利益シェアは2．5％にも満たなかった。

今月初め、アップルが発表した四半期報(bào)告によると、同期にiPhone（アイフォーン）を4102萬6千臺(tái)販売し、87億ドルの利益を上げており、ウォール街を驚かせた。07年にiPhoneが登場(chǎng)して以來、アップルの利益は3210億2千萬ドルに上り、人民元に換算すると約2兆1570億元（1元は約16．5円）になる。アップルのサム?クック総裁は、「iPhoneの売り上げが12億臺(tái)を超えた」と発表した。実際、アップルの利益の60％前後はiPhoneシリーズによるものだ。ハードウェアだけでなく、関連サービスの売り上げや部品がアップルにとって増加ペースの最も速い利益源になっている。最新の決算をみると、アップルのサービス関連売り上げの増加率は22％に達(dá)し、前期比3％上昇した。

▽中國(guó)産スマートフォンの利益はハードでなくフローから

実際のところ、売り上げランキングで上位に並ぶメーカー10數(shù)社が利益を上げているほか、多くの攜帯電話メーカーはハードウェアでは利益を上げられずにいる。

小米、魅族、楽視、錘子などのインターネット企業(yè)発攜帯電話事業(yè)の秘訣は、ハードウェアで損失を出しても攜帯電話事業(yè)を展開し、大勢(shì)のユーザーを呼び込み、攜帯電話を入り口にして稼ぐという點(diǎn)にある。より重視しなくてはならない點(diǎn)は、攜帯電話がもたらす大勢(shì)のファンを?qū)澫螭趣筏康昱n、ブラウザ、セキュリティなど各方面での付加価値サービスだ。たとえば小米の場(chǎng)合、昨年の開発者への分配は100％以上増加している。15年のインターネット事業(yè)の収入は40億元だったので、分配率を30％とすると、小米は10億元以上の利益を上げたことになる。

データをみると、15年に錘子は4億6200萬元の赤字を出し、16年の営業(yè)収入は8億900萬元、純損失は4億2700萬元で、純資産は2億4千萬元のマイナスになる。

資金調(diào)達(dá)の狀況をみると、錘子は今回獲得した約10億元のEラウンドの融資を合わせて、累計(jì)約17億元の資金を調(diào)達(dá)した。羅CEOは、「錘子科技の一番大変な時(shí)期は過ぎ去った。今年は黒字を達(dá)成するよう努力する」と意気込む。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KS）